この記事は、こんな方向け
TOEIC600点を目指している方
TOEIC本試験で挫折した方、しそうな方
「TOEICBridgeListening&Reading公式ワークブック」について知りたい方
今回も、あなたのお悩みにお答えします。
TOEICって予想以上に難しんだけど…
正直、すでに挫折しそう…
ちょっと待ってください!
そんなあなたに、おすすめのものがあります。
それが、
「TOEIC Bridge Listening & Reading」
TOEIC本試験よりも問題数が少なく、試験時間も短くなっています。
そして、注目してほしいのが、問題の難易度が格段に簡単になっていることです。
Bridgeの名前通り、本試験への橋渡し的存在になっています。
あなたも「TOEICで思うように点数が伸びない…」「思っていた以上に難しかった…」といった経験があるでしょう。
私も勉強を始めたころは、ぜんぜんリスニングできませんでした…
簡単といわれているPart 1でさえも難しすぎて、最初から挫折しそうになりました。
あの時に、TOEIC Bridgeの存在に気が付いていれば、もっと早く目標点数を取れていたはずと後悔しています。
だからこそ、この記事を読んだあなたには、私と同じ経験はしてほしくない!
TOEIC Bridgeを通じて、自然と本試験でも使える英語力が養われていくのです。
でもここで気になるのが、その勉強法でしょう。
本試験の学習には公式問題集が鉄板ですが、同様に、TOEIC Bridge学習にも典範があります。
それが、「TOEIC Bridge Listening & Reading公式ワークブック(公式ワークブック)」
今回は、鉄板中の鉄板である「公式ワークブック」について解説します。
この記事を読んでいただければ、TOEICでも間違いなくスコアアップできます。
TOEICに苦手意識が強い人には、この記事が役立ちます。
TOEIC Bridge Listening & Reading公式ワークブック
値段:2,200円(税込)
発売日:2021年7月22日
ページ数:340ページ
寸法:26.0×18.5×1.5cm
TOEIC Bridge専用の公式ワークブック。
TOEIC Bridge Listening & Reading Testsに対応。
この1冊で各パートの問題をWH疑問文・語彙・長文読解といったタイプ別に学習し、本番形式の実践テストで総仕上げまで可能。
3ステップの書き込み学習により、段階的に基礎固めできるのも特徴のひとつ。
実践テスト2回分収録。
公式スピーカーによる音声CD付き。
スマホアプリabceedを使うことで音声をダウンロード可能。
次に、本書の内容と、おすすめポイント、勉強法を紹介します。
内容
- 内容
- Chapter 1
Listening Part 1
Unit 1 画像選択問題のポイント、ミニテスト1
Listening Part 2
Unit 2 WH疑問文、ミニテスト2
Unit 3 YES/NO疑問文、ミニテスト3
Unit 4 平叙文、選択疑問文、提案・依頼・許可の文、ミニテスト4
Listening Part 3
Unit 5 会話問題のポイント、ミニテスト5
Unit 6 図表付き会話問題、ミニテスト6
Listening Part 4
Unit 7 説明文問題のポイント、ミニテスト7
Unit 8 図表付き説明文問題、ミニテスト8
Reading Part 1
Unit 9 文法問題、ミニテスト9
Unit 10 語彙問題(1)名詞・動詞・形容詞、ミニテスト10
Unit 11 語彙問題(2)代名詞・副詞・前置詞・接続詞、ミニテスト11
Reading Part 2
Unit 12 長文穴埋め問題(1)語句の穴埋め、ミニテスト12
Unit 13 長文穴埋め問題(2)語句と文の穴埋め、ミニテスト13
Reading Part 3
Unit 14 テキストメッセージのやりとり、ミニテスト14
Unit 15 お知らせやスケジュール表、ミニテスト15
Unit 16 手紙やEメール、ミニテスト16
Chapter 2
実践テスト1、実践テスト2
このように細かくポイントに分かれています。
ListeningとReadingの弱いところを集中的に学習できます。
TOEIC Bridgeの実践テストが2回分ついているのも、魅力的ですね。
おすすめポイント
- おすすめポイント
- 1. 1冊やりきることでTOEICのポイントを押さえられる
2. リスニングが聞き取りやすい
3. 難易度が低いので初心者に向いている
私が考えるおすすめポイントは、この3つ!
おすすめポイント毎に解説をしていきます。
1冊やりきることでTOEICのポイントを押さえられる
先ほど紹介したように、本書ではPart毎にポイントを絞って学習できる仕様です。
分かりやすいところでいうと、Listening Part 2のWH疑問文があります。
WH疑問文とは、文章の先頭が疑問詞「why, what, where, when, which, how」で始まる文章のことです。
そのWH疑問文では、先頭の疑問詞を聞き取れるかどうかで、正解できるか決まります。
なぜならば、TOEICでは「where」で聴かれた問題に対しては、「場所」について書いてある選択肢が正解になるからです。
ですが、他の参考書では、集中的にWH疑問文にしぼって学習できるものが少ないです。
特に初心者向けとなると、なお限られてきます。
その点、本書は16のunitすべてが初心者向けになっていて、この1冊だけで最低限知っておくべきポイントを網羅できます。
リスニングが聞き取りやすい
このポイントは繰り返し強調してきました。
本試験よりもゆっくりしたスピードでリスニングできるので、非常に聞き取りやすいです。
他の参考書でも速度を調整すれば、ゆっくりスピードでリスニングできますが、本書は最初から速度が遅めになっています。
なので、わざわざリスニングスピードを調整する必要がありません。
手間がかからないのは、非常に良いことです。
そして、本書ではポイントに注目したディクテーションができます。
例えば、WH疑問文のPartを例に挙げると、先頭の疑問文だけを聞き、書くというディクテーションの問題があります。
全てがディクテーションになっているわけでなく、選択肢にある単語やフレーズを使って穴埋めをする問題もあります。
問題文だけでも、何度も繰り返し聞くことになり、自然とリスニング力がアップできるのです。
もちろん、聞き取りやすくなっていますので、安心して学習できます。
難易度が低いので初心者に向いている
TOEIC Bridge自体が、600点に届かない初心者向けです。
なので、本書の難易度としても、300~500点程度のスコアの方が対象になっています。
リスニングはゆっくりであり、リーディングではシングルパッセージ問題までしかありません。
そのおかげで、全然聞こえないということや、長文問題を見た瞬間にめまいがするということもないでしょう。
初心者が挫折しそうになるポイントが、そもそも無いのです。
この点からも、「英語が苦手…」「TOEIC、挫折しそう…」という初心者に向いています。
注意ポイント
- 注意ポイント
- 1. 文法の解説が少なめ
2. 隙間時間向けではない
3. 600点間近の人には簡単すぎる
注意すべきポイントは、この3つ!
それぞれのポイントについて解説をしてきます。
文法の解説が少なめ
本書には解説がしっかりあります。
ですが、注意すべきポイントとして、文法の解説が少ないことがあげられます。
問題によっては、「文意に合わないので間違いです」という解説が載っていることがあります。
これは初心者じゃなくても困るでしょう。
正解していれば気になりませんが、
間違ったときには「文意に合わないって…、そこが分からないんだけど…」となりかねません…
「公式TOEIC Listening & Reading問題集」でも同じような解説していることがあります。
これは、出版元のスタンスによるところが大きいのかもしれません。
なので、文法の学習はあらかじめしておいた方が良いです。
600点を目指しているならば、最低でも中学英語までは理解しておく方が無難でしょう。
英文法学習の始め方が良く分からないという方は、こちらの記事を参考にどうぞ。
初心者におすすめな勉強方法など、まるっと解説しています。
英文法の初めの一歩として、ぜひ参考にしてみてください。
隙間時間向けではない
本書は書き込みなどを必要とする問題集です。
なので、ちょっと時間が空いたからといって、すぐに勉強ができるものではありません。
本書自体の大きさもポケットより明らかに大きいので、持ち運びが良いとも言えない点からも隙間時間向けでない理由です。
でも、「隙間時間に向いていないのか…」とがっかりするのは待ってください。
すこし工夫が必要ですが、隙間時間でも利用することはできます。
例えば、アプリを使えば隙間時間にリスニング可能です。
いろいろ試して、やりこんじゃいましょう。
600点間近の人には簡単すぎる
先ほど300~500点の方向けと説明しました。
これはその通りです。
600点を取りたい場合には、ダブルパッセージ・トリプルパッセージ問題を解けるようになる必要があります。
もちろん、リスニングも通常のスピードで聞こえないと、600点を取るのは厳しいでしょう…
つまり、400点後半や500点台の方は、TOEIC Bridgeを卒業した方が良いです。
本試験と同じ難易度の問題集で、勉強するようにしましょう。
次に、勉強法を紹介します。
公式ワークブックの勉強法
本書の基本勉強法は、3ステップ学習です。
3ステップ学習については下記にまとめました。
① ワーク1: 問題の核となる部分をピックアップする方法を学ぶ問題へ回答。
例. 手紙の問題であれば、「差出人」「受信者」「手紙の目的」を答えさせる。それにより、回答するためには、どこに注目すべきかを理解することができる。
② ワーク2:ワーク1よりも踏み込んだ問題。問題の内容が正しいかなど判断する。
例. ワーク2で示された内容が正しければ(T)、間違っていれば(F)と記載する。このような形の問題に回答することで、内容をさらに把握できるようになります。
③ ワーク3:実際の問題に対して回答
上記の3ステップで各unitを学習し終えたら、ミニテストで理解できているか確認しましょう。
この流れで、unit1~16までやり切ります。
今回は、あんまり私独自の勉強法はありません。
本書の流れで学習するだけで十分、力がつく流れになっていますので安心して流れに身を任せましょう。
ここまでが、本書の勉強法です。
TOEICに苦手意識があるなら、試してみましょう。
再実践テストを試験時間に準じて、一気に解いてみてください。
まとめ
今回は、「TOEIC Bridge Listening & Reading公式ワークブック」について解説しました。
TOEICが苦手なら、TOEIC Bridge一択です。
そして、本書はTOEIC Bridgeの公式問題集ですので、購入しておいて損はない一品です。
本書を使えば、あなたの学習が180度変わります。
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