この記事は、こんな方向け
TOEIC600点を目指している方
TEX加藤先生の書籍で勉強している方
「TOEICL&RTEST出る単特急金の1000問」について知りたい方
今回もあなたのお悩みにお答えします。
TEX加藤先生の新しい参考書がでたって、本当?
本当です。
今回は、TEX加藤先生の新しい参考書を紹介します。
今回新しく出版されたのが、
「TOEIC L&R TEST 出る特単 金の1000問」
私もさっそく手に取って学習してみました。
結論、最新、最強の一冊なのは間違いありません!
「金のフレーズ」「銀のフレーズ」がTEX加藤先生の最高峰だと、勝手に勘違いしていました。
本当に申し訳ございません…
「金のフレーズ」「銀のフレーズ」について、知らないという方は、
「英単語帳2冊を厳選!「金のフレーズ・銀のフレーズ」勉強法を解説」を読んでみてください。
「金のフレーズ」に問題が加筆され、ページ数は「金のフレーズ」の1.5倍になっています。
TEX加藤先生の秘伝「TEX」ファイルは健在で、内容もさらに充実しました。
「もし試験会場に1冊だけ持っていくなら、この1冊で十分」と言っても、おかしくありません。
「出る単特急 金の1000問」について知りたい、TOEIC 600点を絶対に取りたいという方は、この記事が参考になります。
この記事を読んでいただければ、「金のフレーズ」「金の1000問」の違いがまるわかりです。
「TOEIC L&R TEST 出る特単 金の1000問」
本当に素晴らしい!
TOEIC L&R TEST 出る単特急 金の1000問
値段:1,089円(税込)、abceedストア経由でも1,100円(税込)
出版日:2023年2月28日(第1刷発行)
出版社:朝日新聞出版
寸法:1.85×10.7×17.2 cm
ページ数:432ページ
特徴:100回以上TOEIC受験歴があるTEX加藤先生が作った最強の問題集。
金のフレーズの見出し語1,000語に加え、金の熟語、銀のフレーズの一部が追加。
金のフレーズに無かった問題形式での学習が可能。
注意点:abceed(エービーシード)、mikanで無料音声が利用可能。
abceedもmikanもiOSとandroidの両方に対応していますので、安心してください。
abceedやmikanは、出る単特急シリーズを使っている方なら必携です。
絶対にダウンロードしましょう。
金のフレーズ、銀のフレーズ、金の1000問の概要一覧
「金の1000問」について見ていく前に、これまでに発売された「金のフレーズ」「銀のフレーズ」との違いを先に紹介しておきます。
収録語句の数は、私が数えたものですが、今までと比べても圧倒的に多くなっていました。
書籍 | TOEIC L&R TEST出る単特急 金のフレーズ | TOEIC L&R TEST出る単特急 銀のフレーズ | TOEIC L&R TEST出る単特急 金の1000問 |
値段 | 979円(税込) | 979円(税込) | 1,079円(税込) |
寸法 | 17.2×10.7×1.4cm | 17.2×10.7×1.35cm | 1.85×10.7×17.2 cm |
出版日 | 2017年1月6日 | 2018年2月20日 | 2023年2月28日 |
出版社 | 朝日新聞出版 | 朝日新聞出版 | 朝日新聞出版 |
著者 | TEX加藤 | TEX加藤 | TEX加藤 |
おすすめな方 | 500点以上の方 | 300~500点の方 | 500点以上の方 |
収録語数 | 見出し語 1,000単語 収録 1,478語句以上 | 見出し語 1,000単語 収録 1,349語句以上 | 見出し語 830単語 収録 2,070語句以上 |
特徴 | 600点、730点、860点、990点の点数別に難易度が設定。 | 金のフレーズより低難易度。TOEIC基礎単語を収録 | 600点、730点、860点、990点の点数別に難易度が設定。 金のフレーズの問題集版。 |
リスニング機能 | abceedでリスニング可能 | abceedでリスニング可能 | abceedでリスニング可能 |
外観
本書の外観は、今までの出る単特急シリーズと大きくは変わりません。
ですが、注目すべきは、その厚さです!
左は「金のフレーズ」と「金の熟語」、右は「金の1000問」
写真をみていただけると一目瞭然ですが、
「金の1000問」の厚さは、「金のフレーズ」と「金の熟語」を合わせたのに匹敵します!
そして、見た目だけでなく、内容もかなり骨太になっています。
内容
- 内容
- 1. 600点レベル(1~300)
2. 730点レベル(301~500)
3. 860点レベル(501~700)
4. 990点レベル(701~830)
5. 設問・選択肢の単語-35問
6. Part 1単語-130問
7. 前置詞 or 接続詞 or 修飾語-60問
8. 「TEXファイル」につきまして
9. 押さえておきたい定型表現・語句・熟語
10. index
本書は金のフレーズ同様に、単語は「600点・730点・860点・990点レベル」に分けられています。
今までと違い、今回から「問題を解く→答え合わせをしながら単語を学習」形式に変更されました。
そのおかげで、学習効率が何倍も改善しています。
そして、付録として「設問・選択肢の単語」「Part 1単語」「前置詞 or 接続詞 or 修飾語」「押さえておきたい定型表現・語句・熟語」も収録されています。
もちろん、「リスニング教材」としての優秀さは変わりません。
です、注意点もあります。
リスニング機能を使ってしまうと問題の答えが分かってしまうので、問題を解き終わってからリスニング機能を使うようにしましょう。
内容の紹介
本書の肝である「600点レベル(1~300)」「730点レベル(301~500)」「860点レベル(501~700)」「990点レベル(701~830)」について紹介します。
それらの章では、「見開き2ページ10問」が最初に来ます。
問題は、(A)と(B)の2つから選択する形式なので、負担なく解答することができます。
次に、それに対応した単語10語について、2ページを使って解説されています。
「金のフレーズ」と比べると見た目は凝縮された印象です。
ですが、解説の濃厚さは「金のフレーズ」と、遜色はありませんので安心してください
「前置詞 or 接続詞 or 修飾語」も同じ形式になっており、問題を解きながら学習できます。
一方で、「設問・選択肢の単語」「Part 1単語」「押さえておきたい定型表現・語句・熟語」では、単語・熟語とその日本語訳の構成になっています。
注目ポイント
1. スコア別の単語なので迷わない
2. 問題形式で学習効率アップ
3. 単語、熟語、リスニングの内容が充実
この3つが注目ポイントです。
それぞれのポイントを詳しく説明します。
スコア別の単語なので迷わない
「600点・730点・860点・990点レベル」と単語が分類されているのは、「金のフレーズ」を内容を踏襲されています。
このように分類されていると、どの程度の単語を知っておく必要があるのかが一目瞭然。
600点を目指している方にとって、最低限知っておくべき単語の目安を知れるのはありがたいです。
なので、スコア別に単語が分かれているのは、重要なポイントになります
問題形式で学習効率アップ
「金のフレーズ」に例文は載っていましたが、問題までは付属していませんでした。
ですが、「金の1000問」は問題集なので、問題ページと解説ページに分かれています。
私も本書を通じて実感しましたが、やっぱり問題を解く行為こそ理解を深めるのに重要です。
問題を解く行為はアウトプットするということなので、理解力をアップさせ暗記効果も爆上がりします。
この点を踏まえても、「金の1000問」が「金のフレーズ」の上位互換と考えて間違いないでしょう。
単語、熟語、リスニングの内容が充実
「金のフレーズ」を中心に構成され、「銀のフレーズ」「金の熟語」の内容が一部盛り込まれています。
そのおかげで、本書は骨太の問題集に仕上がっています。
オールインワンの一冊なので、何を買うべきか困ったら「金の1000問」は買っておけば間違いありません。
もちろん、いつもどおりabceedを使えば無料でリスニングできるので、リスニング教材としても秀逸です。
注意点
本書にも注意すべきポイントがあります。
それは、次の3点です。
1. 金のフレーズから削除された内容がある
2. 内容が濃い
3. リスニング機能を使うとネタバレする
それでは、ポイントごとに解説していきます。
金のフレーズから削除された内容がある
「金のフレーズ」から削除された内容があります。
それは、「TOEICに出る注意すべき日常単語」「TOEICに出る主な職業」「TOEICに出る主な部署名」などのsupplementです。
supplementは試験前に眺めると、忘れがちな単語を一通り網羅することができました。
ですが、「金の1000問」では削除されています。
なので、注意すべき単語を見直したいと思っても「金の1000問」では見ることができません。
それに、「金のフレーズ」のは発音記号がありましたが、「金の1000問」からは削除されています。
「金の1000問」は問題集の毛色が強いので、これらの点が削除されていると考えられます。
発音をチェックしたい方は、「金のフレーズ」から先に学習すべきでしょう。
内容が濃い
「金のフレーズ」の削除部分があるとはいえ、収録されている内容が多くて濃いです。
これ1冊があれば「金のフレーズ」の見出し語は網羅できます。
加えて、問題形式で単語学習ができるようになっています。
そこに「金の熟語」や「銀のフレーズ」の要素も盛り込まれ、内容が充実しているのは間違いありません。
ですが、内容が多めになっているので、この参考書から学習を始めるとお腹一杯になってしまう方もいるはずです。
なので、個人的には「金のフレーズ」で学習した後に、復習感覚で利用するのをおすすめします。
リスニング機能を使うとネタバレする
本書もうれしいことに、abceedを使えばリスニングを無料で利用可能です。
ですが、ここで注意点があります。
本書は問題が掲載されており、解答しながら単語を覚えていく形式なのですが、リスニングでは待ったなしで答えが流れてきます。
なので、最初に問題を解いた後にリスニングした方がよいです。
答えがネタバレしても気にしないという方は、最初からリスニング機能を利用してみましょう。
注意点はありますが、十分購入する価値はあります!
おすすめ使用タイミング
先ほどの注意点も踏まえると、
「金のフレーズ」終了後の復習
「金の1000問」は「金のフレーズ」の復習として利用するのがおすすめです。
なので、「金の1000問」を買う前に「金のフレーズ」は用意しておきましょう。
「金のフレーズ」なりの良さと学習の気軽さがありますので、こちらで先に勉強した方がよいです。
一方で、「金のフレーズ」は持っていて、「金の1000問」と「金の熟語」のどちらを買うべきか迷っているならば、「金の1000問」をおすすめします。
「金の1000問」で、熟語学習に物足りなさを感じてから、「金の熟語」を購入しても遅くありません。
また、他のTEX加藤先生の「金の…」シリーズを踏まえて、初心者に最適な勉強順を考え抜きました。
こちらの記事では、理由も踏まえて解説しています。
どの順番に勉強すべきか迷ったら、ぜひ参考にしてください。
Q&A:試験会場にこれ1冊持っていけば十分?
結論からいうと、
試験会場には、これ1冊で十分です
なぜなら「金の1000問」だけで、「金のフレーズ」の見出し語が網羅されているからです。
ですが、他の参考書を持っていった方が良い時もあります。
それは、
あなたの弱点が「金の1000問」で補えない時
「金の1000問」は「金のフレーズ」の上位互換といってもよい存在です。
ですが、先ほど紹介したように「金の1000問」には無くなってしまった項目があります。
例えば、「TOEICに出る注意すべき日常単語」などが省かれています。
ここを見るだけで試験前の復習ができたので、無くなってしまって残念……
このように、「金の1000問」にも弱点はあります。
「金の1000問」に無い項目を復習したい時などは、別の参考書を持っていきましょう。
まとめ
今回は、「TOEIC L&R TEST 出る特単 金の1000問」について解説しました。
本書は「金のフレーズ」の上位互換的存在です。
ですが、基本は問題集なので、「金のフレーズ」で学習した後の復習として利用するのをおすすめします。
「金のフレーズ」は終わってしまったという方は、ぜひこちらから購入を検討してみてください。
購入しておいて損はない一品です。
あなたの隙間時間を、最高の学習時間に変えましょう!
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