【初心者必見】TOEIC頻出!「比較級」の応用を解説します!

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この記事は、こんな方向け

TOEIC初心者

英文法勉強中の方

比較について知りたい方

     

父まぐろ学長
父まぐろ学長

今回もあなたの疑問にお答えします。

   

たかし
たかし

この前は「比較」を教えてもらったけど、もっと細かいところも教えてください

    

父まぐろ学長
父まぐろ学長

承知しました。

比較について深ぼって解説します。

    

「比較」の基礎として、比較級、最上級、原級比較があります。

これだけでも難しいです。

ですが、「比較」には、まだ様々な用法があります。

これが本当にややこしくて、苦手な方が多いです。

正直、私も苦手でした。

でも、そんな私でも、ポイントをおさえることで920点を取ることができました。

なので、だれでも簡単に理解できるように、TOEICに出やすいポイントにしぼって解説します。

例えば、「比較級 and 比較級」なども出題されやすいです。

このほかにも、出題されやすいポイントはまだまだあります。

この記事を読んでいただければ、「比較」を確実に理解できるでしょう。

600点を絶対に取りたい、失敗できないという方はこの記事を参考にしてみてください。

   

まぐろ子
まぐろ子

比較の応用編ですが、これを読めば大丈夫。

600点を取れるようになります。

     

比較とは

「比較」の基礎的な内容はこちら。

主に「比較級」「最上級」「原級比較」の3点について解説しています。

基礎を分かったうえで、今回の記事を読むと効果が爆上がりです。

なので、こちらの記事に目を通しておきましょう。

 

TOEICで出る比較の応用

TOEICで出る比較の応用
1. 比較級 and 比較級
2. the+比較級+主語+動詞…, the+比較級+主語+動詞….
3. 「more … than ~」の特殊用法
4.「大賛成」パターン
5. 「予想より上」パターン
6. 比較級の否定を使ったイディオム
7. no longer…(もはや…ない)
8. ラテン比較級

「比較」は奥が深い文法の一つです。

比較級の応用は、今回紹介するだけでもこれだけあります。

ですが、どれもこれもTOEICで良く出会うので、絶対に覚えておきましょう。

 

比較級 and 比較級

「比較級 and 比較級」のように同一の比較級を繰り返すことで、「ますます…」のように強調することができます。

「…er」型の場合は、「…er and …er」となります。

ただし、「more…」の場合は、「more and more 形容詞・副詞の原級」とします。

次に、例文をお示しします。

     

例文1

it is getting colder and colder recently.

「最近は、ますます寒くなってきている」

TOEIC is becoming more and more difficult.

「TOEICは、ますます難しくなっている」

    

このように、比較級を繰り返すことで、比較級の内容が強調できます。

ただし、注意点があります。

「many」や「much」の比較級は「more」なので、「more and more」の後に名詞が来ることがあります。

     

例文2

More and more Japanese people are traveling abroad.

「ますます多くの日本人が、海外旅行をするようになっている」

     

「more and more」の後に原級がない時は、「many」や「much」の比較級と考えましょう。

    

父まぐろ学長
父まぐろ学長

次に「比較級or比較級」を使ったイディオムを紹介します。

 

more or less

「more or less」は「多かれ少なかれ」「ある程度、だいたい」と訳します。

そして、「somewhat(いくぶん、多少)」で置き換え可能です。

これはイディオムですので、例文と一緒に覚えておきましょう。

    

例文3

I am more or less(somewhat) satisfied with the results.

「私は、その結果に多かれ少なかれ(ある程度は)納得している」

  

sooner or later

「sooner or later」は「遅かれ早かれ」と訳します。

「(いくぶんか遅くなったり早くなったりする可能性があるが)いつかは…だろう」のようなニュアンスがあります。

これもイディオムですので、例文と一緒に覚えておきましょう。

     

例文4

You have to study English sooner or later.

「あなたは、遅かれ早かれ英語の勉強をしなければならない」

   

the+比較級+主語+動詞…, the+比較級+主語+動詞….

先ほど紹介した「比較級 and 比較級」に似ています。

ですが、「the 比較級」以下には主語と動詞を含む節が来るという違いがあります。

「the 比較級…, the 比較級…」は、接続詞的に利用できます。

「the 比較級(A)…, the 比較級(B)…」で「Aであるほど、ますますBである」のように訳します。

具体的には「the …er~, the …er~」か「the more~, the more~」の形で使います。

それでは、例文をお示しします。

    

例文5

The later you see a doctor, the worse your symptoms might get.

≒ If you see a doctor later, your symptoms might get worse.

「医師の診察を受けるのが遅れれば遅れるほど、あなたの症状は悪化するかもしれません」

The more briefly you explain your thoughts, the more easily the students can understand it.

≒ If you explain your thoughts briefly, the students can understand it more easily

「より簡潔に説明すれば、生徒たちはより簡単にあなたの考えを理解できる」

   

「the 比較級…, the 比較級…」を使うことで、例文の様に2つの文章をつなげられます。

接続詞的な意味合いをもち、「if…,~」のように書き換え可能です。

   

「more … than ~」の特殊用法

「more…than~」には、通常の比較級とは少し違った使い方があります。

訳し方としては、「more A than B」の形で「BよりもむしろAである」となります。

この際に、通常の比較級と違いとして、AやBの位置に形容詞・副詞だけでなく名詞もおけます。

例文を使って説明します。

    

例文6

① He is more smart than stupid.

「彼は愚かというよりもむしろ賢い」

② He is more a wise man than a fool.

「彼は愚か者というよりも賢者である」

    

例文6-①では「smart(賢い)」と「stupid(愚かな)」は、どちらも形容詞です。

通常の比較級ならば「smart」は「smarter」、「stupid」は「more stupid/stupider」になります。

ここで、通常の比較級として考えると、「なぜ、more smartになっているの?」と不思議に思うでしょう。

なので、ここで頭を切り替える必要があります。

「more A than B(BよりもむしろAである)」と考えることで、文章の意味が理解できるのです。

例文6-②も見てみましょう。

こちらは、「more」と「than」の後ろに名詞が来ています。

これも、通常の比較級としてはありえないので、「more A than B(BよりもむしろAである)」構文を使っていることが分かります。

こらに加えてTOEIC頻出なのが、「more A than B」が「 A rather than B」や「not B but A」に書き換え可能ということです。

例文6-②を書き換えたものを紹介します。

例文7

He is a wise man rather than a fool.

He is not a fool but a wise man.

「彼は愚か者というよりも賢者である」

     

父まぐろ学長
父まぐろ学長

TOEIC頻出なので、絶対に覚えておきましょう。

 

「大賛成」パターン

賛成を表すのは、「I agree」だけではありません。

比較級を使うことで「大賛成」を表現できます。

TOEICでも良く出会うのが、下記のパターンです。

   

I could not agree more(than now)「今以上賛成なんて、仮にもできない→大賛成です」

It could not be better「今以上良いことなんて、仮にもありえない→ 最高です」

never better「今以上に良いことは決してない → 最高です」

     

基本的に「今以上にいいことがある」「今以上に賛成である」という内容を「not」で否定してます。

なので、

「今以上にいいことなんてない」=「今が最高」

「今以上に賛成であることはない」=「大賛成」

となります。

これらのパターン、例文なしにそのまま覚えておきましょう。

 

「予想より上」パターン

比較級を使って「予想より上」であることを示す用法があります。

TOEICでも頻出ですので、覚えておいて損はありません。

良く出題されるのが、下記の3つです。

    

比較級 … than (主語)expected

比較級 … than (主語)planned

比較級 … than (主語)scheduled

    

このように、「比較級 … than」までは今まで通りですが、「than」以下に「主語+予想を表す動詞」が来ます。

この時に「than」以下で主語は省略されることがほとんどです。

例文を見てみましょう。

    

例文8

The construction of the bridge will require more money than (we) originally expected.

「その橋の建設には、最初に予想していたよりも多くのお金が必要になる」

   

例文のように「than」以下の文章では、主語が省略可能です。

また、「originally」のように、「動詞」を修飾する副詞を伴うことがあります。

 

比較級の否定を使ったイディオム

「no+比較級+than…」を使ったイディオムとして「no better than…」があります。

これは「…と同然である」と訳し、「as good as…」で置き換え可能です。

例文を見てみましょう。

    

例文9

This book is no better than a trash.

= This book is as good as a trash.

「この本は、ごみも同然である」

    

「no better than…」と「as good as…」はイディオムですので、そのまま覚えておきましょう。

さらに、「no(not)+比較級+than…」を使った重要イディオムがあります。

     

意味関係性書き換え
A…no more than BAはBと同程度に…しかないA = Bonly
A…not more than BAは多くともB程度…しかないA ≦ Bat most
A…no less than BAはBと同程度にたくさん…であるA = Bas many(much) as…
A…not less than BAは少なくともB程度に…であるA ≧ Bat least

    

ややこしく感じますが、

「no」は「比較級+than以下の内容と差がないこと」を表す。

「not」は「比較級+than以下の文章を否定する」=「文章の反対の内容」を表す。

     

の2点を覚えていれば大丈夫です。

試験で問われることも多くありませんので、600点以上を取りたい方だけ知っておきましょう。

  

no longer…(もはや…ない)

「no longer」はTOEICで頻出で、絶対に覚えておかなければなりません。

「no longer…」で「もはや…でない」という意味です。

例文を使って説明します。

    

例文9

① This ticket machine is no longer available.

= ② This ticket machine is not available any longer.

「この券売機は、もはや使えません」

③ I can no longer sing the song.

「私はもはやその歌を歌えません」

   

そして、「not … any longer」で書き換えることもできます。

例文①と②はほぼ同じ意味であり、「any longer」は文章の末尾に置いて使います。

ちなみに、「no longer」の配置ですが、be動詞なら「その後ろ」、一般動詞なら「その前」に置きます。

もう一つ、忘れていけないことがあります。

それは「no longer than…」で「長くても…程である」と、長さを表す比較級になることです。

例文も紹介します。

    

例文10

This tape is no longer than my finger.

「このひもは、長くても私の指と同じ長さです。」

   

その他にも「no longer than…」で、「(時間として)……の間だけ」の様にも使えます。

「no longer」と勘違いしやすいので、しっかり覚えておきましょう。

  

ラテン比較級

比較級とは「…er…than」や「more…than」で表すと説明してきました。

ですが、それ以外に、2つの対象間での大小や優劣の比較を表す方法があります。

それが「ラテン比較級」です。

「than」の代わりに「to」を使うという特徴があります。

まとめて、表にお示しします。

     

意味例文関係性
be superior to… …よりも優れているA is superior to BA>B
be inferior to……より劣っているA is inferior to BA<B
be senior to……より年上であるA is senior to BA>B
be junior to……より年下であるA is junior to BA<B
be major to……より多い(大きい)A is major to BA>B
be minor to……より少ない(小さい)A is minor to BA<B
prefer~to……より~を好むI prefer A to B A>B
be preferable to……より好ましいA is preferable to BA>B
prior to……より前に(時間的に)A prior to BAの方が時間的にBより前

    

基本は「to (対象)((対象)よりも)」と、「to」の後ろに比べる対象を置くと覚えておきましょう。

そうすることで、分かりにくい「prefer~to…」も一撃で覚えられます。

「to」以下の対象と比べて、「prefer…(…を好き)」と単純化できます。

    

父まぐろ学長
父まぐろ学長

ラテン比較級は「to」に注目しましょう。

    

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チャット形式で質問をすれば、一瞬で解説をしてくれます。

どんな文法だとしても、分かるまで永遠に聞くことができます。

今回紹介した「比較級」のその先を知りたいという方は、ぜひ試してみましょう。

料金がかかるのではと心配される方もいますが、もちろん無料ですので安心してください。

具体的な利用方法については、こちらの記事で解説しています。

「周りに英語学習の相談ができる人がいない」

「参考書を読んでも意味が分からない」という方には、特に役立ちます。

     

  

まとめ

「比較の応用」について解説しました。

最後に、今回紹介した内容をお示しします。

TOEICで出る比較の応用
1. 比較級 and 比較級
2. the+比較級+主語+動詞…, the+比較級+主語+動詞….
3. 「more … than ~」の特殊用法
4.「大賛成」パターン
5. 「予想より上」パターン
6. 比較級の否定を使ったイディオム
7. no longer…(もはや…ない)
8. ラテン比較級

TOEIC 600点を取るためにポイントを絞っています。

最低限、これだけは覚えていってください。

   

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この記事の作者はこんな人
父まぐろ学長

初回受験時、がっちり勉強してTOEICに臨むも点数は400点以下で絶望。

オンライン英会話やスマホアプリ、多くの参考書、様々な勉強法を試しながら、何度もTOEICを受験。

TOEICスコア920点を取得。スコア取得後、社会人大学院生になり学位をとることができました。

社会人になってから英語を始めても、遅くないことを証明しました。

この経験を生かし、スコアが伸び悩んでいる方や初心者のサポートをするためブログを開設。

現在、自分自身も英語学習を継続しながら、さらに効率的な勉強法を日々考案中。

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