この記事は、こんな方むけ
確実に600点以上を取りたい方
音読力を鍛えたい方
隙間時間を有効活用したい方
今回も、あなたの疑問にお答えします。
リスニングが苦手……
いろいろ試したけど、全然うまくいかなかったんです…
なにかよい参考書はありますか?
承知いたしました。
それなら、今回は音読特急について解説します。
TOEICではリーディングよりもリスニングの方が得点源なりやすいと言われています。
一方で、「リスニングは無理……」と困っている方も多いです。
そんな方に、おすすめなリスニングの参考書があります。
それが、
「TOEIC L&R TEST200問 音読特急 瞬発力をつける」
音読学習専用に作られたのが本書です。
リスニングを学習する上で、音読ほど理にかなった勉強法はありません。
そして、TOEICのリスニング力を速攻で鍛えるなら、パート2が最も効果的です。
パート3と4を使って学習しても良いですが、「長文になると集中力がもたず聞こえない…」となりがちです。
なので、集中力が保ちやすい短い分で構成されているパート2が、リスニングの第一歩として最適。
そして、そをパート2を効率的に学習できる一冊が「TOEIC L&R TEST200問音読特急」です。
今回は「TOEIC L&R TEST200問音読特急」の良さと注意点を解説します。
この記事を読んでいただければ、あなたのリスニング学習に役立つこと間違いなしです。
この記事を読んで、リスニング能力をアップさせましょう!
TOEIC L&R TEST 200問 音読特急 瞬発力をつける
値段:968円(税込)、Kindle版 855円(税込)
発売日:2023年9月7日
出版社:朝日新聞出版社
ページ数:344ページ
寸法:1.65×10.7×17.2cm
著者:駒井 亜紀子
特長:パート2を教材としたリスニングの参考書
短文リスニングで、解答の瞬発力を鍛えられます。
abceed(エービーシード)を使えば音声無料ダウンロード可能。
本書で学習するなら、abceedを絶対にダウンロードしないといけません。
本書を使うなら、音声学習必須です。
目次
- 目次
- 出発直前 パート2 トレーニングを始める前に
1部
第1章 WH疑問文 30問
第2章 Yes/No疑問文 20問
第3章 依頼・許可・勧誘/提案・申し出 20問
第4章 平叙文 10問
第5章 付加疑問文、否定疑問文 10問
第6章 選択疑問文 10問
2部
仕上げの問題演習 10問
まとめの音読 100文
第1部
第1部では、パート2で出題される問題の学習ができます。
「WH疑問文 30問」「Yes/No疑問文 20問」「依頼・許可・勧誘/提案・申し出 20問」「平叙文 10問」「付加疑問文、否定疑問文 10問」「選択疑問文 10問」の6つから構成されています。
それぞれの章では、決められたテーマ毎に学習が可能です。
例えば、第1章では「WH疑問文」についての基本的な解説があります。
その後、数問ずつリスニング問題+答え+問題の解説が付属しています。
章の最後には、音読用のスクリプトもついています。
音読のコツも一緒に書いてあるので、初心者でも無理なく音読できます。
第2部
100問のリスニング問題が収録されています。
10問1セットずつに分かれており、その後に回答と解説があります。
これを繰り返しながら100問を解いていきます。
第2章は、やり切る覚悟が必要です。
隙間時間を使ってコツコツ問題を解いていくのが、やり切るコツです。
隙間時間の具体例は、こちらの記事でも解説しています。
音読はシャドーイングに似ていますので、シャドーイングを行える隙間時間で音読をしましょう。
おすすめポイント
- おすすめポイント
- 1. 解答の瞬発力が鍛えられる
2. パート2が得意になる
3. 日常生活で役立つ英語力が鍛えられる
解答の瞬発力が鍛えられる
瞬発力は、絶対的に試験時間が短いと言われているTOEICには必須スキルです。
そして、TOEICの中で最も瞬発力が必要なのがパート2です。
「パート5でも瞬発力が鍛えられるのは?」と思うかもしれません。
パート5は短文穴埋め形式であり、高得点を取るためにはなるべく早く解答していく必要があります。
でも、問題も選択肢も記載されているので、考える時間はたっぷりとることができます。
一方で、パート2では問題文も選択肢も1回だけしか放送されません。
そのため、瞬間的に問題文を把握して、答える瞬発力が絶対的に必要です。
本書はそこに注目し、瞬発力を鍛えるのに最適なパート2にしぼった問題が収録されているのです。
本書を使って学習すれば、解答の瞬発力が自然と鍛えられていきます。
パート2が得意になる
本書はパート2を利用して学習をするのに加え、パート2のコツがふんだんに盛り込まれています。
先ほども書いた様に、第1章ではパート2で出題される問題形式が網羅されています。
どこに注目してリスニングすればいいのかなど、ポイントを絞った学習がスムーズにできます。
問題を解けば解くだけ、パート2が得意になっていくでしょう。
パート2の難易度が上がっていますので、このパートが得点源になれば600点なんて目じゃありません。
本書で学習しているかどうかで、圧倒的な差がでてきます。
日常生活で役立つ英語力が鍛えられる
語学全般に言えることですが、インプットとアウトプットを繰り返すことが最大の学習法です。
つまり、「読む」「聞く」というインプットだけでは、リスニング力は鍛えられません。
そして、音読はこそが、最強のアウトプット法です。
最初はまねして音読するだけかもしれませんが、繰り返し音読すれば自然とあなた自身の口から英語が出てくるようになるでしょう。
なので、音読をすればするほど、英語を話せる土台が完成していきます。
英語が話せるようになりたいという方にも、本書は役立つこと間違いありません。
もちろん、TOEIC学習においても、同じように役立ちます。
話せるフレーズが増えるだけ、語彙力が増えているのと同じです。
語彙力が増えれば、リーディングでも解ける問題が増えます。
スコアが伸びないと悩んでいる方は、初心に戻ったつもりで音読を試してみてください。
注意点
- 注意点
- 1. 音声の聞こえる環境での学習が必須
2. 単語の音と音のつながりに注意
3. 短文に慣れてきたら長文にもチャレンジ
音声の聞こえる環境での学習が必須
本書は音読を始め、リスニングを学習するための参考書です。
音がしっかり聞こえる環境での学習が必須です。
騒音が気になる環境では、学習効果がダウンしてしまいます。
なので、通勤列車などでの学習には向いていないでしょう。
声に出して音読をしてほしいので、周りに迷惑にならない場所を選ぶのも大切です。
単語の音と音のつながりに注意
短文リスニングの肝は、単語一つ一つを大切にすることです。
単語が聞こえなければ、短文リスニングはできません。
短文リスニングができなければ、長文リスニングなんてもってのほかです。
なので、最初は単語をひとつづつ、しっかり聞くようにしましょう。
そして、単語が聞こえるようになったら、音と音のつながりに注意をしてリスニングをしましょう。
文章内では単語の音声が変化しますので、単語一つずつなら分かるのに文章になるとわからないということででてくるのです。
なので、音声のつながりに注意することで、で文章が聞こえるようになってきます。
短文に慣れてきたら長文にもチャレンジ
本書はパート2を利用した参考書です。
逆をいうと、短文リスニング以上の内容は収録されていません。
パート2を繰り返し学習すれば、長文リスニングにも役立つ力が養われるのは間違いありません。
パート3や4にチャレンジしないと、鍛えられない能力があります。
なので、短文リスニングが問題なくできるようになったら、長文にもチャレンジしましょう。
パート2をマスターできていれば、長文もある程度くリスニングできるようになっています。
あとは、長文リスニングのコツもつかめばばっちりです。
こちらの記事を読んでいただければ、長文リスニングのコツを詰め込みました。
テクニックを理解して、600点を取り買い方は必見です。
絶対に600点取りたい方の参考書
今回紹介した「TOEIC L&R TEST200問音読特急」はすばらしい参考書です。
ですが、TOEIC 600点を取るためには、十分ではありません。
あなたは、英単語や英文法の参考書はもっていますか?
もし持っていなければ、今からでも用意しましょう。
こちらの記事では、600点をとるために必要な参考書を集めて紹介しています。
何を買えばいいか分からなければ、こちらの記事を参考にしてみてください。
まとめ
今回は、「TOEIC L&R TEST200問音読特急 瞬発力をつける」を徹底解説しました。
おすすめポイントと注意点を、最後にまとめておきます。
あなたの学習の参考にしてみてください。
- おすすめポイント
- 1. 解答の瞬発力が鍛えられる
2. パート2が得意になる
3. 日常生活で役立つ英語力が鍛えられる - 注意点
- 1. 音声の聞こえる環境での学習が必須
2. 単語の音と音のつながりに注意
3. 短文に慣れてきたら長文にもチャレンジ
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