
この記事は、こんな方むけ
TOEIC初心者
ChatGPTでのTOEIC対策をしたい方
TOEIC 600点を取りたい方

今回もTOEIC 920点を取得とした経験を踏まえ、あなたの疑問にお答えします。

ChatGPTって話題だけど、TOEICにも使えるの?
お金はかからないの?

あなたのお悩みにお答えします。
それでは、ChatGPTを使った勉強法について解説しますね。
TOEIC対策に革命が起きました。
その理由として、ChatGPTが現れたからです。
ChatGPTは、機械学習モデルで、自己学習を繰り返す、いわゆる人工知能(AI)です。
このChatGPT、TOEIC学習に役立つツールやリソースを提供してくれます。
自然言語処理技術のおかげで、文章を自動的に分析することができるため、問題や解説を自動的に解析して、あなたにフィードバックを提供することもできます。
また、TOEIC試験で頻出する単語や表現を自動で抽出して、提示することも可能です。
しかも、これが無料で利用できます。
私も実際に利用してみて、TOEIC学習に革命が起きたと確信しました。
ChatGPTを使えば、さらに短期間でTOEIC600点を達成出来るでしょう。
ですが、ChatGPTを有効活用するには、簡単なコツがありますので、この記事の中で出し惜しみなく解説させていただきます。

たったの3ステップで無料体験
ChatGPTとは

ChatGPTは、OpenAIが開発した大規模な自然言語処理モデルです。
OpenAIは、2015年にElon Musk氏やSam Altman氏らによって設立された、人工知能の研究・開発を行う非営利団体です。
OpenAIは、人工知能の進歩が社会に及ぼす影響を考慮し、AIの安全性や倫理性についても研究・開発を進めています。
ChatGPTは、OpenAIの目指す、より安全で信頼性の高い人工知能の実現に向けた取り組みの一環として開発されました。
ChatGPTは、テキスト生成、言語理解、質問応答、対話など、多岐にわたる自然言語処理のタスクを実行できます。
ChatGPTは、GPT-3.5アーキテクチャをベースにしており、より大規模かつ高度な機能を提供しています。
ChatGPTは、多くの言語をサポートしており、さまざまな分野の専門用語やトピックに対応することができます。
ChatGPTは、ブログの執筆や編集、コンテンツ作成、コピーライティング、SEO対策などのタスクに役立ちます。
ChatGPTを使用することで、素早く正確な文章を生成したり、コンテンツの質を向上させたり、読者との対話を強化したりすることができます。
「使い方が難しいんじゃないの?」と思われる方もいるかもしれませんが、安心してください。
使い方は、非常に簡単です。
「send a message…」の所に、日本語や英語など入力する(プロンプトを入力する)だけです。
Chat(チャット)というだけあって、どんな言葉を入力しても返信をくれます。


音声入力や読み上げ機能は、APIを追加すれば利用できるようになります。
ChatGPT利用開始方法

利用を開始するにあたり難しい作業はありません。
公式サイトからアカウントを登録したのち、質問を入力するだけで利用できます。
アカウント作成の手順は以下の通りです。
下記のChatGPT公式サイトにアクセスし、「TRY CHATGPT」からログイン画面へ行きましょう。
アカウントがない方(初めて利用する方)は「Sign up」、ある方は「Log in」から先に進みましょう。
登録する際には、新しくメールアドレスを登録するか、Google/Microsoftアカウントを使用します。
電話番号の入力も必要となるので、個人情報等に支障のないアカウントでの登録が良いです。
その後にメールが届くので、「Verify email address」を押すだけで登録画面に進めます。
名前と電話番号を登録すると、6桁の認証コードが記されたショートメールが送られてきます。
その認証コードを入力すれば、先ほどのChatGPTの画面に変わり、利用が可能になります。

それでは、ChatGPTを使ってのTOEIC対策について解説していきます。
ChatGPTでのTOEIC対策
- ChatGPTでのTOEIC対策
- 1. TOEICの問題を作ってもらう
2. 英単語帳になる
3. 単語・文法の解説を作れる
4. 解説の補足ができる
5. リスニング練習ができる
この5つが、特におすすめなChatGPTを使ったTOEIC勉強方法です。
それぞれのポイントについて、利用方法も含めて解説していきます。
TOEICの問題を作ってもらう
ChatGPTを使ってのおすすめTOEIC対策1つ目は、問題を作ってもらえることです。
リスニング、リーディングどちらの問題も、一発で作成してくれます。
読み上げ機能を使えばリスニング問題も可能ですが、API(追加機能)を入れたり手間がかかるので、リーディングの問題を作ってもらう方が良いです。
そして、ChatGPTはプロンプトと言われる入力指示が、答えの質に大きな影響を与えます。
なので、プロンプト例を挙げながら解説をしてきます。
ですが、難しいプロンプトは必要ありません。
下記のプロンプトを入力すると問題を作ってくれます。
「TOEICに沿った、リーディングの問題を作ってください。」


単純にリーディング問題を作ってほしいと書くと、Part5が作成されました。
問題の内容としても、TOEICに出題されそうなものになっています。
リーディングの問題を作って書くと、毎回Part5なのかというとそういうわけではありません。
ランダムに、Part6やPart7の問題も作成してくれます。
しかし、問題だけで答えが出力されませんので、次の様にプロンプトを書きましょう。
「答えも教えてください。」
「先ほどの問題の答えを教えてください。」

ですが、解説がありません。
なので、解説が欲しい時には、次のようなプロンプトを書きます。
「解説もお願いします。」
「先ほどの答えの解説もお願いします。」

先ほどは、リーディングの問題を作ってほしいと書くと、ランダムで問題が作成されると説明しました。
ですが、勉強したいPartにしぼった問題も作成可能です。
例えば、Part7の問題を作ってほしいと書けば、Part7の問題を作ってくれます。
この時のプロンプトは下記の様に書きました。
「TOEICに沿った、Part5のリーディング問題を作ってください。」

ですが、やはり答えと解説は出力されません。
先ほどは一つずつ出力されてしまいましたが、同時に出力してもらう方法があります。
「答えと解説を教えてください。」
これだけです。
あまり難しいプロンプトではありませんので、安心してください。

このように、公式問題集だと言われても信じてしまいそうなほど、しっかりとした解説が出力されます。
ここで、気づいた方もいるかもしれませんが、英文に日本語訳がついてません。
なので、日本語訳が知りたい方は、次のプロンプトを使ってください。
「次の文章の日本語してください。……」
※「……」の部分に、英文を入れましょう。

そうすると、下記の様に日本語訳が出力されます。

少し不自然な日本語訳もありますが、全然問題なく理解することができます。

このように、ChatGPTを使えば、無料でTOEICの問題を解くことができます。

でも、ChatGPTの有効活用法は、これだけではありません。
英単語帳になる
次におすすめな利用法が、英単語帳を作ってもらうことです。
下記のプロンプトを入力するだけで、TOEICによく出てくる単語がでてきます。
「TOEICの頻出単語を…個教えてください。」
※「…個」と書くことで、出力してくれる単語を調整できます。

これだけで足りなければ、下記のようにプロンプトを追加すれば大丈夫です。
「さらに10個教えてください。」

これでも物足りなければ、同じ流れでプロンプトを追加すれば大丈夫です。
このように、ChatGPTを使えば単語帳を買わないでも、簡単に単語の勉強することができます。
このブログでは1日100単語覚えることを推奨していますが、ChatGPTで十分事足りてしまいます。
そして、単語の復習に問題を作ってくれます。
「さっきの単語の中から、問題を作ってください。」
このプロンプトを入力すると、問題と答え、解説も作ってくれます。


ChatGPTはすごいですね。
単語帳、単語の問題集の両方の役割も果たしてしまいます。
単語・文法の解説を作れる
もう一つの使い方は、文法の解説がない、もしくは乏しい参考書の解説をしてくれるようにお願いできる所です。
下記に「Pedestirans are strolling through a plaza(歩行者が広場を散歩している)」という例文の解説をお願いしたものを紹介しておきます。
その際のプロンプトも非常に単純です。
「次の文章の文法や構成について解説してください。……」
※「……」の部分に、英文を入れましょう。

高い解説をしています。
そして、単語が分からなくても大丈夫です。
次の様にプロンプトを書くだけで、英文に使われている単語の解説も出力されます。
「それぞれの単語の意味を教えてください。」

「are」や「a」まで細かく解説をしてくれるので、非常に親切です。

ChatGPTは簡単なプロンプトで利用できるので、初心者でも十分TOEIC対策できます。
解説の補足ができる

参考書などで勉強をしている時に、解説を読んでも分からないことがあります。
ChatGPTを使えば、それも補うことができます。
それも非常に簡単なプロンプトを入力すれば可能です。
例えば下記のようなになります。
「…(A)…」の文章内にある(A)に入る正しい単語を4つの選択肢から選んでください。選択肢は「…」「…」「…」「…」です。
※文章内の(A)は(1)などでも大丈夫。選択肢「…」内は単語や熟語だけで大丈夫。
詳しいプロンプトなどに関しては、こちらの記事で解説しています。
今の解説に納得できない、分からないというときは、ぜひ参考にしてみてください。
リスニング練習ができる

ChatGPT自体には音声を読み上げる機能はありません。
なので、音声読み上げ機能を追加する必要があります。
そうすることで、リスニング対策できる優れものに早変わりです。
音声読み上げ機能を追加する方法と、その後の勉強方法を順を追って解説します。
音声読み上げ機能を追加する方法はそれほど難しくありませんので、安心してください。
この記事通りにやれば、2,3分で完了します。
音声読み上げ機能を追加する方法
ChatGPTに音声読み上げ機能を追加する方法はいくつかあります。
私もいろいろ試してみましたが、中でも一番TOEICスピーカーに近いものを紹介します。
まず、Google Chromeのブラウザで、google検索画面を開きます。

次に「Talk-to-ChatGPT」と検索し、chromeウェブストアへアクセスします。
そしたら、下記の画面の右上にある「Chromeに追加」をクリックします。

これだけで、chromeの拡張機能が追加完了です。
ChatGPTの画面右上に、下記のマークが追加されます。

「START」をクリックすると、次の画面に変化します。
下の図の赤丸内のマークの押して、ネイティブスピーカーに設定を変更しましょう。

下記の様に設定を変更すれば、ChatGPTからの回答がネイティブスピーカーに変化しています。

ここまで準備が整ったら、リスニング練習が可能です。
リスニング練習方法
TOEICのリスニングパートに沿った問題を出題してくれます。
ですが、最初に注意点を述べておくと、パート1の様な画像問題は、手間がかかりすぎるのでおすすめしません。
なので、おすすめのパートとプロンプトはこちら。
「TOEICに沿った、リスニングの問題と選択肢を作ってください。パート3のようなに、まず長文を作り、その内容に関する問題と選択肢を作ってください。」
このプロンプトを打つと、下記の様な反応が返ってきます。
「パート3のようなに、まず長文を作り、その内容に関する問題と選択肢を作ってください。」の一言がないと、中途半端になってしまいます。
ちなみに、いろいろパートで試してみましたが、一番しっくりくるのはパート3でした。


先ほどのプロンプトだけだと回答が出力されないので、答えを知りたいときは次のプロンプトを入力しましょう。
「先ほどの問題の答えもお願いします。」

もちろん解説も必要であれば、次のプロンプトを入力しましょう。
「先ほどの答えの解説もお願いします。」
これだけで、日本語の解説が返ってきます。


こんな感じでリスニングも学習可能です。
リスニングには工夫が必要なので、参考にしてみてください。
ChatGPTの弱点
- ChatGPTの弱点
- 1. リスニング対策が弱い
2. スコアチェックができない
リスニング対策が弱い
TOEIC対策をするに当たり、リスニングの学習は非常に重要です。
ChatGPTを使ってもリスニング対策ができます。
ですが、完全なTOEIC対策をするには、ひと工夫必要です。
先ほどの機能を使えば速度調整や、シャドーイングやリピーティングもできます。
それでも、完全なリスニング対策が教材ではないため、録音をしたり、聞きたい部分だけを繰り返したりしにくいです。
それらの機能を使うならば、TOEIC対策アプリを使うのがおすすめでしょう。
アプリの中でも「スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース」がイチオシです。

リスニング対策なら、やっぱりスタディサプリENGLISHがおすすめ。
次にスタディサプリENGLISHについて紹介します。
弱点を補うならスタディサプリENGLISH

- 料金
- 基本無料
TOEIC® L&R TEST対策コース:月額 3,278~3,700円
(通常は3,278円、iOSのスマホアプリ経由だと3,700円になるので注意が必要)
パーソナルコーチプラン:74,800円(3か月プラン)※割引プランあり - 概要
- スタディサプリENGLISH人気講師・関先生の講義が聞けるのはこのアプリだけ。
TOEIC L&Rテスト対策コースからコーチングコースまで幅広く対応している。
このアプリひとつでTOEIC対策は可能。 - 有料
- TOEIC® L&R TEST対策コースでは下記の内容がすべて利用可能。
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・パーフェクト講義・英文法編
・実戦問題集
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・TEPPAN英単語
・基礎講座
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・関先生の講義動画300本以上
※加えて、パーソナルコーチプランでは、専属講師によるサポート体制があります。

スタディサプリENGLISHには、リスニング機能がぱっちり付いています。

でも、ChatGPTと違い利用料金がかかるので、注意が必要です。
TOEICのリスニング対策なら、スタディサプリENGLISHがおすすめです。
でも、少なからず料金がかかります。

表の様に12ヶ月パックにすれば、かなりお得になりますが…
それでも、
「利用を開始したはいいけれど、微妙だったらどうしよう…」と思う方もいるはず。
なので、対応策として「無料体験」をしましょう。
今なら1週間の無料体験ができます。
無料体験はといえ、スタディサプリENGLISHの機能を全て使えます。
動画も見放題です。
もちろん、1週間以内にキャンセルすれば、全くお金がかかりませんので、安心してください。

たったの3ステップで無料体験
スコアチェックができない
ChatGPTではあなたのスコアチェックはできませんでした。
何とかスコアチェックができないか試してみましたが、試験を受けてくださいという返答しか来ませんでした。
そもそも自然言語処理に特化したAIなので、仕方がないことです。
なので、試験を受ける以外でスコアをチェックするならば、それ専用のAIを使う必要があります。
それが、次に紹介する「Santa」です。
弱点を補うならSanta

- 料金
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Premium会員(有料会員)
1ヶ月プラン: 4,900円/月
3か月プラン: 3,000円/月(一括払い: 9,000円)
6ヶ月プラン: 2,500円/月(一括払い: 15,000円)
※ その他、さまざまな割引プランが用意されています。
学生証を提出すれば、360日フリーパス+模試が実質740円/月で利用可能 - 概要
- TOEIC AI学習の金字塔。
最初に10問程度のテストを解くだけで、現在のスコアを知ることができます。
「復習クイズ」機能を使えば、効率的に復習が可能。
無料会員ではPart2、3、5のも受講可能で、毎日10問までに制限されいます。
また、無料会員では動画講義も約20本しか見れません。 - 有料
- 全パートの学習・約300本の動画が視聴可能。
学習可能問題数も制限がなくなります。
他にもアプリ内で、様々なオプションを購入可能。
※Santaで勉強するなら、Premium会員がおすすめ。


「Santa」を使えば、10問程度解くだけであなたのスコアを教えてくれます。
番外編:ライティング学習

ChatGPTを使ったTOEIC対策は、まだまだあります。
その一つに、ライティング学習があります。
アウトプットを鍛えることで、TOEICのスコアアップにつながります。
特にスコアが伸び悩んでいる時は、一度は試してほしい学習法です。
具体的なプロンプトも含めて、こちらの解説で解説していますので、ぜひ参考にどうぞ。
まとめ

今回は、ChatGPTを使った勉強法を紹介しました。
おすすめの勉強法は、下記の5つです。
- ChatGPTでのTOEIC対策
- 1. TOEICの問題を作ってもらう
2. 英単語帳になる
3. 単語・文法の解説を作れる
4. 解説の補足ができる
5. リスニング練習ができる
無料でも十分TOEIC対策ができてしまうので、非常におすすめです。
TOEIC学習にも革命が起きていますので、ぜひあなたもご利用してみて下さい。

あなたのTOEIC対策が、絶対に激変します。
ChatGPTを使わないのはもったいないです。

初回受験時、がっちり勉強してTOEICに臨むも点数は400点以下で絶望。
オンライン英会話やスマホアプリ、多くの参考書、様々な勉強法を試しながら、何度もTOEICを受験。
TOEICスコア920点を取得。スコア取得後、社会人大学院生になり学位をとることができました。
社会人になってから英語を始めても、遅くないことを身をもって証明。
この経験を生かし、スコアが伸び悩んでいる方や初心者のサポートをするためブログを開設。
現在、自分自身も英語学習を継続しながら、さらに効率的な勉強法を日々考案中。
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