この記事は、こんな方むけ
確実に600点以上を取りたい方
徹底的に文法を鍛えたい方
問題を解きながらスコアを伸ばしていきたい方
今回も、あなたの疑問にお答えします。
とにかく文法が得意になりたいんです。
なんでもするから、よい参考書があれば教えてください。
承知いたしました。
それなら、あなたのお好みにある参考書をお教えします。
TOEICでは文法問題が肝なのは、周知の事実でしょう。
でも、文法の勉強をやりまくったのに、スコアが伸びなかったという方もいるはずです。
参考書を読み込んだけどダメだったという方は、経験値が足りないのかもしれません。
解いた問題の数が少ない可能性があります。
そんな時には、990点満点講師であるTEX加藤先生の参考書がおすすめです。
それが、
「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」
この問題集は名前の通り、1000以上の問題が収録されているのです。
問題を解けば解くほど、スコアがアップしていきます。
1冊終わったころには、TOEIC 600点なんて目ではありません。
それくらい、規格外の問題数が収録されています。
ですが、学習をする際に注意点があるので、気を付ける必要があります。
この記事では、「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」について徹底解説しました。
何が何でも文法をマスターしたいという方には、役立つこと間違いなしです。
TEX加藤先生の書籍シリーズで勉強をしたい方は、ぜひ読んでください。
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
値段:2,530円(税込)、Kindle版 2,024円(税込)
発売日:2017年6月10日(第2版)
出版社:株式会社アスク
ページ数:656ページ
寸法:14.8×3.4×26.6 cm
著者:TEX加藤 先生
特長:1000問を超える問題を収録した、「文法問題集」の最終兵器。
問題を解きまくりながら、スコアをアップさせていくことができます。
TOEICスコア500~900点の方向けです。
abceed(エービーシード)を使えば音声無料ダウンロード可能。
でる1000問で勉強をするなら、abceedのダウンロードは必須です。
目次
- 目次
- 第1章 品詞問題
《品詞問題》の解き方 P20
トレーニング P26
実践問題:基礎編 P40、実践問題:応用編 P80、実践問題:発展編 P120
第2章 動詞問題
《動詞問題》の解き方 P162
トレーニング P170
実践問題 P174
第3章 前置詞 or 接続詞問題
《前置詞 or 接続詞問題》の解き方 P212
トレーニング P170
実践問題 P174
第4章 代名詞問題
《代名詞問題》の解き方 P248
トレーニング P252
実践問題 P254
第5章 前置詞問題
《前置詞問題》の解き方 P268
トレーニング P272
実践問題 P274
第6章 関係詞問題
《関係詞問題》の解き方 P296
トレーニング P300
実践問題 P302
第7章 ペア表現・語法・数・比較問題
トレーニング P308
実践問題 P316
文法模試
セット1~セット13:P331~P499
〈文法模試用〉マークシート P513
別冊付録:「文法問題 1000本ノック!」
章ごとに、簡単な解説、トレーニング、実践問題が収録されています。
簡単に内容を紹介しておきます。
第1~7章について
《……》の解き方では、名前の通り、その章のテーマに関する解き方の解説があります。
要点を絞った解説が、数ページにわたって収録されています。
例えば、第1章の品詞問題は、6ページとコンパクトにまとめられていました。
非常にシンプルで分かりやすい導入部分のおかげで、スムーズに文法学習をすすめられます。
トレーニングでは、文法のテーマに準ずる内容を問題形式で学習できます。
左側のページに問題、右側のページに解説が、記載されています。
解説も4行程度なので、サクサク読み進められます。
トレーニング問題の内容は、基礎的な問題で構成されているので、《……》の解き方を実戦形式で試すことができます。
実践問題の形式も、トレーニングと同じです。
左側のページに問題、右側のページに解説が、記載されています。
解説の量自体も同じくらいです。
ただし、問題の内容としては、トレーニング問題の発展形式で難易度が高いです。
実践問題は、10問から100問程度まで、テーマごとに収録数にばらつきがあります。
出題頻度や重要度に応じて、内容量が変わっている印象です。
文法模試について
1セットあたり30問で構成されています。
推奨の制限時間は10分になっています。
文法模試の最後に、解説と解答が収録されています。
第1~7章が終わった後の力試しに、ちょうど良いでしょう。
おすすめポイント
- おすすめポイント
- 1. 圧倒的な収録数と工夫の数々
2. 圧巻の実績
3. 付録が充実している
圧倒的な収録数と工夫の数々
文法特化した問題集1冊だけで1000個以上の問題が収録されているのは、異例中の異例です。
これほどの量の問題が収録されていると、途中であきらめてしまう方が多いでしょう。
なので、解説が多めで、問題は復習のために付属している程度の問題集が大多数です。
それに、1000問もあると、微妙な問題や解説ばかりなんじゃないと疑う方もいるでしょう。
ですが、「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」は、非常に良い意味で裏切ってくれています。
全ての問題が厳選されたものばかりで、そして、丁寧な解説がついています。
それだけなく、飽きさせない工夫が随所にあります。
例えば、TEX加藤先生のイラストとともに、TOEICあるあるが記載されています。
その他、《……》の解き方をみても、おもしろイラストがあるので必見です。
なので、1000問以上あっても、最後までやり切ることができるでしょう。
一冊やりきることができれば、TOEIC 900点も夢ではありません。
圧巻の実績
5年連続で「TOEIC L&R 文法部門 No.1」の実績。
No.1を1回とっただけでもすごいのに、5年連続No.1というのは圧巻です。
何度も990点満点を取得しているTEX加藤先生の権威性があってこそでしょう。
個人的には、TEX加藤先生のおもしろ語録が少ないのは残念です。
でも、こだわり抜いた問題や、付録、意気込みが、盛りだくさんなのは、非常にうれしい。
1000以上もの問題があるのに、1問1問全てに丁寧な解説があるのも、評価されている理由でしょう。
付録が充実している
TEX加藤先生の意欲作なのが、ひしひしと伝わってきます。
いろいろ付録がついていれば、これだけ分厚くもなるのもうなずけます。
巻末には「文法問題 1000本ノック!」という付録がついています。
内容としては、「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」の第1章から文法模試で出題された問題がランダムで収録されています。
問題と解答だけという、シンプルな作りです。
復習の意味合いが大きくなっています。
また、これは取り外し可能で、どこにでも持っていくことができます。
試験会場へ持って行っても、かさばる心配はありません。
しおりにまで工夫が凝らされている徹底ぶりです。
冠詞と前置詞の間に入るのは「名詞」のように、これだけ覚えておけば大丈夫というポイントが抱えれています。
全てをネタバレしてしまうとTEX加藤先生に申し訳ないので、内容は自分で確かめてみてください。
注意点
- 注意点
- 1. 文法の勉強を始めたての方は注意
2. 解説が少なめ
3. 初心者は「文法問題 1000本ノック!」を使わなくて大丈夫
文法の勉強を始めたての方は注意
先ほども書きましたが、TOEICスコア 500~900点の方が対象になっています。
「これからTOEICの勉強を始めるんです」「文法が本当に苦手なんです」という方は、要注意です。
収録されている問題数に圧倒され、初心者だと挫折してしまう可能性があります。
なので、初心者には、少しおすすめ度が下がります。
それでも、「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」で勉強をしたいという方には、とっておきの裏技があります。
その方法は、「初心者は「文法問題 1000本ノック!」を使わなくて大丈夫」の項で紹介します。
こちらも参考にしてみてください。
その他、そもそもTOEICの勉強を始めたばかりという方は、最初に単語を学習しましょう。
「英単語」は、英語学習の基礎中の基礎です。
英文法を勉強するにしても英単語の理解度が低いと、学習の効果が下がってしまいます。
もしTEX加藤先生の単語帳で勉強するなら、「出る単特急 金のフレーズ」「出る単特急 銀のフレーズ」がおすすめです。
こちらの記事でそれらの単語帳について解説していますので、参考にしてみてください。
解説が少なめ
基本的に問題集であり、文法の解説書ではありません。
そのため、解説が少ない印象です。
TOEIC 600点越えの中級者以上には、この解説の量でも問題はありません。
ですが、初心者にとっては物足りない印象です。
もう少し解説が欲しいと思うはずです……
そんな時は、TEX加藤先生の別の参考書で勉強をしてみましょう。
「出る問特急 金の文法」がおすすめです。
「金の文法」は「文法問題でる1000問」よりも、サイズとしては小さいですが、侮ってはいけません。
こちらの問題集は、でる1000問に比べて1問あたりの解説量が多いです。
問題1つに対して、1ページ丸々使って解説があります。
初心者なら、こちらの問題集を最初に使ってみてください。
「でる問特急 金の文法」の解説は、こちらの記事でしております。
初心者は「文法問題 1000本ノック!」を使わなくて大丈夫
収録されている問題がランダムで出題されます。
答えは載っているですが、解説はありません。
初心者のうちは、解説を読み込んだ方が、文法力が鍛えられます。
この点から考えると、初心者には「文法問題 1000本ノック!」をおすすめしません。
それでも「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」や「文法問題 1000本ノック!」で勉強したいという方もいるでしょう。
そんな時に役立つ、解説のアップグレード方法があります。
それが「ChatGPT」を使った裏技。
ちなみに「ChatGPT」とは、話題の生成AIのことです。
チャット形式で、あらゆることを教えてくれます。
もちろん、英語学習に関しても、分からないことがあれば即座に解説してくれます。
ですが、ChatGPTに聞くときに、すこしコツが必要です。
欲しい答えをきっちり教えてもらう方法は、こちらの記事でまるっと解説しています。
気になる方は、参考にしてください。
勉強法
本書はTOEIC初心者には、少し難しい印象です。
でも、初心者が使ってはダメというわけではありません。
TOEIC初心者が本書を使うならば、次の様に勉強してみましょう。
「《……》の解き方→トレーニング問題」の順番で、重点的に勉強するのがよいです。
その流れで、第1章~第7章まで、学習してください。
実践問題を学習するにしても、基礎編までにしておきましょう。
この流れで1周学習が終了したら、第1章~第7章の残りの実践問題へ進みましょう。
その際は、分からなければ、悩まずに解説と解答を読んでみてください。
もし解説が理解できなければ、「ChatGPT」を使ってみましょう。
「文法模試」は最後の仕上げに利用してください。
ここまでが、初心者におすすめな勉強の順番です。
あなたも「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」で学習してみてください。
まとめ
今回は、「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」を徹底解説しました。
おすすめポイントと注意点を、最後にまとめておきます。
あなたの学習の参考にしてみてください。
- おすすめポイント
- 1. 圧倒的な収録数と工夫の数々
2. 圧巻の実績
3. 付録が充実している - 注意点
- 1. 文法の勉強を始めたての方は注意
2. 解説が少なめ
3. 初心者は「文法問題 1000本ノック!」を使わなくて大丈夫
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