今回もTOEIC 920点を取得とした経験を踏まえ、あなたの疑問にお答えします。
パート5が苦手なんだよね…
単語やら文法やらでいつも出だしからつまずいてます…
それなら、よいトレーニング方法があります。
次に紹介する参考書を利用してみてください。
TOEIC学習をはじめたてのうちは、パート5が苦手な方が多いです。
なので、それを解決できる素晴らしい参考書をお教えします。
それが2023年4月に発売になったばかりの、
「TOEIC L&R TESTパート5特急基本の150」
本書は、パート5の基礎を学習するのに最適な一冊です。
しかも、1問1答形式でさくさく学習できるので、時間がないと困っている方にもおすすめ。
本書を使って隙間時間での学習を続ければ、自然とパート5が得意になります。
それくらい、パート5で困っている方には、おすすめできる参考書になっています。
この記事では、パート5特急基本の150について、がっちりと解説しました。
なので、この記事を読めば、本書があなたへおすすめかどうかが分かるでしょう。
パート5特急基本の150については、知りたい方ぜひ読み進めてください。
TOEIC L&R TESTパート5特急基本の150
値段：880円（税込）
発売日：2023年4月24日
出版社：朝日出版社
ページ数：320ページ
寸法：1.55×10.7×17.2cm
著者は満点講師の神崎正哉先生と英語教育プロフェッショナルDaniel Warriner先生の最強タッグ。
TOEICパート5の基礎を学習するのに最適な一冊。
1問1答形式なので、さくさく学習をすることができます。
スマホアプリabceed（エービーシード）を利用すれば、無料音声も利用可能。
内容
- 内容
- Unit 1. 文法問題 60問
Unit 2. 語彙問題 90問
構成は非常にシンプルです。
1問1答形式で文法問題60問、語彙問題90問ずつ収録されています。
1問あたり2ページで構成されており、1ページ目に問題と選択肢、単語の解説が載っています。
2ページ目には、日本語訳と答え、正解とはずれの選択肢に関する解説が載っています。
上記のような構成で150問が収録されています。
リスニングもabceedを使うことで可能で、正解の問題と解説ページの例文を読み上げてくれます。
ちなみに、ページ下部の単語については読み上げの範囲外です。
注目ポイント
- 注目ポイント
- 1. 1問1答形式で隙間時間の学習に最適
2. 基礎固めに最適
3. 間違えやすいポイントを重点的に学習可能
1問1答形式で隙間時間の学習に最適
1問1答形式というのは、ちょっとした時間で勉強ができるすばらしい形式です。
解説もコンパクトにまとまっているので、1、２分あれば1問解いて解説まで読むことができます。
そして、パート5の特性上、それぞれの問題自体は独立しているので、どこから学習しても大丈夫です。
なので、本書は隙間時間での学習に最適です。
基礎固めに最適
基本的な文法や語彙問題に重点が置かれています。
なので、1問ずつ解いていくだけで、必要最低限の英語力が鍛えられるのです。
問題のページには、単語の解説がついているので、それも併せれば単語力（語彙力）もアップします。
1問1答形式でさくさく進められるので、基礎も爆速で鍛えられます。
間違えやすいポイントを重点的に学習可能
基本的な文法や語彙を学習できると説明しましたが、それだけではありません。
誰もが間違えやすい問題についても学習できます。
「consider」が、その一例です。
「consider to不定詞」の形はとれず、「consider…ing」の形にする必要があります。
このように、間違えやすいけれど、絶対に覚えておく必要がある内容が数多く収録されています。
なので、基本だけでなく、間違えやすいポイントも、しっかり学習可能です。
注意点
- 注意点
- 1. 解説が少なめ
2. リスニング機能を先に使うとネタバレになる
3. 基本的な内容にしぼられている
解説が少なめ
1ページ目に問題、2ページ目に解説というのが、本書の基本構成です。
日本語訳や解説が1ページに詰め込まれているので、必然的に解説が少なめになっています。
解説はコンパクトにまとまっていて分かりやすいです。
ですが、最低限の文法力がないと、解説を読んでも理解できない可能性があります。
なので、そんな時は、他の参考書も利用してみましょう。
同じく朝日新聞出版から発売されている「TOEIC L＆R TEST 出る問特急 金の文法」がおすすめです。
「金の文法」については、こちらの記事で解説しています。
実際の勉強法やおすすめポイントなど詳しく書きました。
もっと知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
参考書ではなく、スマホ派の方は「スタディサプリENGLISH」がおすすめです。
基礎英文法は、中学英語から高校1年生程度の英文法をカバーしています。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
今なら無料体験もできますので、ぜひ一度ご検討ください。
1週間以内にキャンセルすれば、全く料金はかかりませんのでお気軽にどうぞ。
たったの3ステップで無料体験
リスニング機能を先に使うとネタバレになる
本書もabceedを使えば、リスニング学習が可能です。
そして、リスニングでは、正解の選択肢を含んだ問題文が読み上げられます。
なので、問題を解く前にリスニング機能を使ってしまうと、ネタバレになってしまいます。
リスニング学習も絶対にしてほしいのですが、先に問題を解いてからリスニングしましょう。
基本的な内容にしぼられている
本書は基本的な文法や語彙を鍛えるのに最適です。
そして、150問解くだけで、それらが自然と身につくようになっています。
逆にいうと、難しい応用的な内容は少なめです。
なので、700点や800点を目指す方にとっては物足りないないかもしれません。
そういった高得点を取りたい方も復習として利用するのはありですが、もっと難易度の高い参考書を検討しましょう。
おすすめな方
スコア400～600点の方、パート5を重点的に学習したい方
本書は、パート5の基礎に重点がおかれています。
1冊やり切ることで、最低限の文法や単語力が鍛えられます。
解説もコンパクトにしっかりまとまっていて、非常に分かりやすいです。
ですが、注意点にも挙げましたが、本当に文法力がゼロという方には、難しいかもしれません。
なので、最低でもスコアが400点を取れる程度の文法力があった方がよいです。
それを踏まえると、「スコア400～600点の方」「パート5を重点的に学習したい方」におすすめです。
リスニングを鍛える方法
リスニングはabceedを使えば可能ですので、TOEIC L&R TESTパート5特急基本の150を買ったら絶対にダウンロードしましょう。
リスニング機能を使うと、空欄に正解の選択肢が入った文章が流れてきます。
この場合「result」が正解で、それが入った完全な文章のリスニングができます。
それを踏まえ、おすすめなリスニング勉強法が、「空欄に入る単語を聞き取る」練習法です。
先ほどは、最初からリスニング機能を使うと、答えがネタバレになると説明しました。
ですが、それを気にせず、リスニングを鍛えたいなら、この使い方がおすすめです。
方法としては、選択肢（A）（B）（C）（D）に目を通してからリスニングします。
答えを頭に入れた上でリスニングするので、非常に簡単です。
中級者以上の慣れた方ならば、文章を読みつつ正解を予想してもいいです。
初心者でも、答えを聞き取るだけならば、それほど難易度は高くありません。
なので、「空欄に入る単語を聞き取る」ことで、あなたのリスニング能力をアップできます。
一度試してみてください。
Haru Englishさんでも紹介！
本書の良さはTOEIC youtuberのHaru Englishさんでも紹介されています。
やはり、本書はPart5特急の新王道と言っても過言ではない一冊です。
興味がある方は、Haru Englishさんもチェックしてみてください。
Haruさんの動画では、700点以上のスコアの方に本書をおすすめしています。
ですが、それ以下のスコアの方でも、もちろん参考になる一冊です。
パート5を集中的に学習したい方は、ぜひお試しください。
パート5を極めるなら「パート5特急 420問ドリル」
パート5特急には、続きがあります。
それが、「TOEIC L&R TESTパート5特急 420問ドリル」
こちらは、名前通りパート5の問題が420個収録されております。
ひたすら問題を解き続けることができます。
パート5特急 基本の150で基礎固めしたら、あなたの弱点を無くすために取り掛かってもよいでしょう。
パート5特急 420問ドリルについては、こちらの記事にまとめましたので、参考にどうぞ。
まとめ
今回は「TOEIC L&R TESTパート5特急基本の150」について解説しました。
まとめると、
- 注目ポイント
- 1. 1問1答形式で隙間時間の学習に最適
2. 基礎固めに最適
3. 間違えやすいポイントを重点的に学習可能 - 注意点
- 1. 解説が少なめ
2. リスニング機能を先に使うとネタバレになる
3. 基本的な内容にしぼられている
初回受験時、がっちり勉強してTOEICに臨むも点数は400点以下で絶望。
オンライン英会話やスマホアプリ、多くの参考書、様々な勉強法を試しながら、何度もTOEICを受験。
TOEICスコア920点を取得。スコア取得後、社会人大学院生になり学位をとることができました。
社会人になってから英語を始めても、遅くないことを身をもって証明。
この経験を生かし、スコアが伸び悩んでいる方や初心者のサポートをするためブログを開設。
現在、自分自身も英語学習を継続しながら、さらに効率的な勉強法を日々考案中。
コメント