【初心者必見】TOEIC600点の壁「動詞」について解説します!

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この記事は、こんな方むけ

TOEIC初心者

動詞が苦手な方

でもTOIEC600点を取りたい方

  

父まぐろ学長
父まぐろ学長

今回もあなたのお悩みにお答えします。

  

たかし
たかし

動詞って難しくないですか?

良く分からないんですけど…

   

父まぐろ学長
父まぐろ学長

心配しないでください。

今回は、動詞について解説させていただきます。

   

動詞って意外と奥が深いですよね?

動詞といっても、状態動詞、動作動詞、自動詞、他動詞などがあって、ややこしいです。

TOEICでも、それは変わりありません。

だからといって、逃げていては絶対に600点はとれないでしょう。

なので、今回は600点を取るために最低限知っておくべき「動詞」について解説します。

今回の記事を読んでいただければ、動詞のポイントを押さえることができるように作りました。

基礎をおろそかにしては、絶対にTOEIC 600点は取れませんので、失敗したくない方はぜひ参考にしてください。

   

まぐろ子
まぐろ子

英語の基礎について解説していますので、勉強の最初の一歩として読み進めてください。

     

動詞とは

動詞とは、主語の動作や状態を表すときに使用する語句のことです。

目的語を取る動詞を他動詞、目的語を取らない動詞を自動詞に分かれます。ただし、動詞によっては、他動詞・自動詞のどちらにもなるものがあります。

そして、動作を表す動詞を動作動詞、状態を表す動詞を状態動詞と分類します。

主語の人称や人数、時制(現在、過去、進行形、完了形など)、助動詞を伴うか、によって形が変わるのも大きな特徴です。

ちなみに、人称については、下記の表を参照ください。

     

まぐろブログ「人称代名詞について

   

動詞の規則性(活用形)をまとめましたので、こちらも参考にしてみてください。

現在形

1人称単数・複数、2人称単数・複数、3人称複数:動詞原形のまま

3人称単数:動詞の語尾に-sか-esを付けます

過去形

全ての人称で動詞の変化は一緒です。

「動詞の語尾に-ed,-dを付ける」か「動詞特有の過去形」にします

進行形

全ての人称で「be動詞+進行形(動詞の語尾に-ingを付けた形)」

ただし、be動詞が人称によって下記の様に変化します。

1人称単数:am

1人称複数、2人称単数・複数、3人称複数:are

3人称単数:is

完了形

1人称単数・複数、2人称単数・複数、3人称複数:have+動詞の過去分詞形

3人称単数:has+動詞の過去分詞形

助動詞の後に置く時

全ての人称で動詞の原形とする

動詞の活用形については、次の項でくわしく紹介します。

 

特殊な活用形をもつ動詞

動詞は過去形になると、語尾に(-ed, -d)をつけると説明しました。

ですが、特殊な活用形を持つ単語もあります。

今回は、その中でも代表的な動詞を紹介しておきますので、参考にしてみてください。

    

原形現在形過去形過去分詞意味      
beam、are、is(三単現)was、 were been…である
becomebecome、becomes(三単現)becamebecome…になる
bringbring、brings(三単現)broughtbrought…を持っていく
buybuy、buys(三単現)boughtbought…を買う
comecome、comes(三単現)camecome来る
dodo、dose(三単現)diddone…をする
drivedrive、drives(三単現)drovedriven運転する
eateat、eats(三単現)ateeaten…を食べる
feelfeel、feels(三単現)feltfelt…を感じる
findfind、finds(三単現)foundfound捜して見つける
getget、gets(三単現)gotgotten、got…を手に入れる
givegive、gives(三単現)gavegiven…を与える
gogo、goes(三単現)wentgone行く
havehave、has(三単現)hadhad…を持つ
keepkeep、keeps(三単現)keptkept保つ
knowknow、knows(三単現)knewknown…を知っている
leaveleave、leaves(三単現)leftleft去る
makemake、makes(三単現)mademade…を作る
meanmean、means(三単現)meantmeant…を意味する
meetmeet、meets(三単現)metmet…と会う
runrun、runs(三単現)ranrun走る
seesee、sees(三単現)sawseen…を見る
sellsell、sells(三単現)soldsold…を売る
singsing、sings(三単現)sangsung歌う
spreadspread、spreads(三単現)spreadspread…を広げる
taketake、takes(三単現)tooktaken…を持って行く
teachteach、teaches(三単現)taughttaught…を教える
telltell、tells(三単現)toldtold…を伝える
understandunderstand、understands(三単現)understoodunderstood…を理解する
thinkthink、thinks(三単現)thoughtthought…を考える
winwin、wins(三単現)wonwon勝つ
writewrite、writes(三単現)wrotewritten…を書く

 

現在・過去・過去分詞の活用形が同じ動詞

過去形になると形が変わる単語だけではありません。

実は形が変わらないものもあります。

そのため、文脈や使われている副詞などから時制を読み取る必要があります。

これらも重要なのに変わりはありませんので、目を通しておいてください。

   

原形  現在形        過去形  過去分詞 意味       
costcost、costs(三単現)costcost(費用)がかかる
cutcut、cuts(三単現)cutcut…を切る
hithit、hits(三単現)hithit…を打つ
letlet、lets(三単現)let let…させる
putput、puts(三単現)putput…を置く
read read、reads(三単現)readread…を読む
setset、sets(三単現)setset…を置く
shutshut、shuts(三単現)shutshut…を閉じる

 

自動詞

目的語を取らない動詞を自動詞といいます。

そのため、主語+自動詞だけで、文章を作ることが可能です。

    

例文1

I run. 「第1文型 S+V」

「私は走る」

I run to the park. 「第1文型 S+V」

「私は、その公園に入っていく」

    

また、自動詞を修飾するためには、「前置詞+名詞」のような副詞句を加える必要があります。

例文1では「I run」に「to the park」を加えて、動詞を修飾しています。

このように、自動詞は目的語を取りませんが、副詞や副詞句を用いて意味を補えるのです。

 

他動詞

目的語を取る動詞を他動詞といいます。

なので基本的には、目的語をとる、第3文型「S+V+O」、第4文型「S+V+O+O」、第5文型「S+V+O+C」になります。

例文をお示しします。

    

例文2

I run the flower store. 「第3文型 S+V+O」

「私は、その花屋を経営している」

    

先ほど動詞によっては、自動詞と他動詞どちらの意味があると説明しました。

「run」には「…を経営する」という他動詞としての用法もあります。

このように自動詞・他動詞両方の用法がある場合、自動詞か他動詞なのかを見極めるためには、文脈や動詞の後に続く単語から推測する必要があります。

   

父まぐろ
父まぐろ

これが、自動詞と他動詞の違いです。

次は「動作動詞」と「状態動詞」についてみていきましょう。

 

動作動詞

動作動詞とは、1回の動作を表す動詞のことです。

基本的には単発の動作を表すため、継続性や習慣などを表す際には助動詞や副詞などを伴う必要があります。

また、状態動詞と違い、進行形にできるのも大きな特徴の一つです。

    

例文3

I drive my car everyday.

「私は毎日車を運転する」

He is playing the piano now.

「彼は今ピアノを弾いている」

I’m running now.

「今、私は走っている」

     

例文3では、まず最初に「drive」という動作動詞を用いました。

このように「drive」は、運転をするという1回の動作しか表さないので、習慣を表すためeveryday「毎日」という副詞を用いています。

そして、動詞には次に紹介する状態動詞も含めて、4つの組み合わせがあります。

それが、自動詞×状態動詞、自動詞×動作動詞、他動詞×状態動詞、他動詞×動作動詞、です。

例文では、「play」が他動詞×動作動詞、「run」が自動詞×動作動詞になっています。

TOEICで、この組み合わせを問われませんが、動詞の用法を知っていないと解けない問題もありますので、知っておいて損はありません。

 

状態動詞

状態動詞とは、継続的な状態を表す動詞のことです。

動作動詞が、1回1回の動作を表しているのとは対比的な関係になっています。

そして、動作動詞との違いは、進行形にならないことです。

なぜなら、状態動詞にすでに継続という意味が含まれているため、進行形にする必要がないからです。

また、状態動詞は、その性質から3つに分類できますので、そちらも紹介しておきます。

      

一般的な状態を表す動詞

次に、状態を表す動詞を紹介します。

点と点を結んだ連続する状態というニュアンスを持っているのが状態動詞です。

なので、現在形であっても、どことなく進行形のニュアンスを含んでいます。

      

一般的な状態を表す動詞

be 「…である」

belong to 「…所属している」

contain 「…を含んでいる」

exist 「存在する(している)」

have 「…を持っている」

live 「住んでいる」

own 「…を所有している」

remain 「…のままである」

resemble 「…に似ている」

    

例文を見てみましょう。

     

例文4

I belongs to the baseball team.

「私は、その野球チームに所属している」

     

「belong to(…に所属している)」という状態を表しています。

「どこかに所属しているということ」は、1回1回の動作というよりは状態を表していますので、状態動詞になります。

瞬間的に動作を切り替えられないのが、状態動詞の特徴です。

例えば、動作動詞である「thorw(…を投げる)」は、瞬間的にものを投げるという動作をしたり、やめたりと切り替えることができます。

 

心理状態を表す動詞

心理状態も瞬間的に切り替えることが難しいため、状態動詞に分類されます。

代表的な動詞を下記に集めました。

     

心理状態を表す動詞

believe 「…を信じている」

doubt「…を疑っている」

hate「…が嫌いである」

know「…を知っている」

like「…が好きである」

love「…を愛している」

think「…を思っている」

want「…が欲しい」

    

こちらも例文をみてください。

     

例文5

I know that he was a teacher.

「私は彼が先生であったことを知っている」

     

「know(…を知っている)」という心理状態も瞬間的には切り替えることはできません。

なので、状態動詞と考えることができます。

 

知覚や感覚を表す動詞

知覚や感覚も瞬間的に切り替え困難でしょう。

なので、状態動詞に分類されます。

こちらも代表的な動詞を集めています。

      

知覚や感覚を表す動詞

feel 「…を感じる」

hear 「…が聞こえる」

see 「…が見える」

smell 「…のにおいがする」

taste 「…の味がする」

例文を見てみましょう。

    

例文6

The tea smells good.

「そのお茶はいいにおいがする」

     

「smell(…のにおいがする)」もやはり、瞬間的に切り替えられません。

においなどを含む感覚は、どうしても尾をひきますので、状態動詞に当たるわけです。

ここまでが、状態動詞の3分類でした。

ですが、注意点がありますので、次の「CHECK」を見てください。

     

動作動詞・状態動詞の両方の意味をもつ動詞もあります。

例えば、have「(動)を食べる/(状)を持っている」、fell「(動)を触る/(状)を感じている」、smell「(動)においをかぐ/(状)においがする」などです。

(動作動詞)I have a slice of pizza. 「私はピザを1枚食べる(動作をする)」

(状態動詞)I have a son. 「私は、息子が一人いる(状態である)」

   

父まぐろ学長
父まぐろ学長

継続的な状態を表すのが状態動詞、1回1回の動作を表すのが動作動詞。

これらが、2つの動詞の違いです。

    

テストに出る重要単語100選

今回は、動詞について解説しました。

でももっと効率的に出る単語を覚えたいという方には、こちらの記事がおすすめです。

動詞に加えて、絶対出る単語ばかりをあつめました。

特に試験前の方には、見て欲しい記事です。

   

 

まとめ

今回は「動詞」について解説しました。

まず、覚えておいてほしい動詞のポイントは、下記の4つです。

目的語を取る動詞を他動詞、目的語を取らない動詞を自動詞

動作を表す動詞を動作動詞、状態を表す動詞を状態動詞

その動詞が、自動詞なのか他動詞なのかで、考え方が変わってきます。

特にTOEICでは、自動詞か他動詞かで、選べる動詞がおのずと決まってきます。

つまり、答えが一目瞭然になります。

そして、今回紹介した単語を、ぜひもう一度眺めてみてください。

重要単語ばかりなので、TOEICスコアアップに役立つこと間違いなしです。

この記事を読んでいただいた方は、なんとなく動詞が分かるようになってきたはずです。

まだよくわからないという方は、何度も読んで体にしみこませてください。

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この記事の作者はこんな人
父まぐろ学長

初回受験時、がっちり勉強してTOEICに臨むも点数は400点以下で絶望。

オンライン英会話やスマホアプリ、多くの参考書、様々な勉強法を試しながら、何度もTOEICを受験。

TOEICスコア920点を取得。スコア取得後、社会人大学院生になり学位をとることができました。

社会人になってから英語を始めても、遅くないことを証明しました。

この経験を生かし、スコアが伸び悩んでいる方や初心者のサポートをするためブログを開設。

現在、自分自身も英語学習を継続しながら、さらに効率的な勉強法を日々考案中。

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