この記事は、こんな方向け
TOEIC初心者
英文法勉強中の方
代名詞について知りたい方
今回もあなたの疑問にお答えします。
それなら「代名詞」について教えてください。
承知しました。
代名詞って意外に難しいですよね。
なので、初心者でも分かりやすいように解説します。
「代名詞」と一言でいっても、人称代名詞や指示代名詞…などあります。
なので、苦手な方も多いです。
とはいえ、TOEICで必ず出題される重要ポイントなので避けられません。
そんな代名詞に悩むあなたのために、「代名詞」の基礎から応用的な内容までをまとめて解説します。
この記事を読んでいただければ、「代名詞」を確実に理解できるでしょう。
基礎をおろそかにしては、絶対にTOEIC 600点は取れません。
絶対に失敗したくないという方は、この記事を読んでみてください。
英語の基礎について解説していますので、勉強の最初の一歩として読み進めてください。
代名詞とは
- 代名詞とは
- 1. 人称代名詞・所有代名詞・再帰代名詞
2. 指示代名詞
3. 不定代名詞
4. 形式主語・形式目的語
代名詞とは、特定の「名詞」などの代わりに、一般の名称を用いず、人・事物・場所・方向などを直接に指示する語のことです。
代名詞は用法によって「人称代名詞・所有代名詞・再帰代名詞・指示代名詞・不定代名詞・形式主語・形式目的語」に分類されます。
漢字だらけで分かりにくいですが、用法さえ覚えてしまえば非常に簡単です。
さっそく解説していきます。
人称代名詞・所有代名詞・再帰代名詞とは
最初に、人称代名詞、所有代名詞、再帰代名詞を表にまとめました。
この表を頭に入れつつ、次の解説を読んでください。
この表は非常に重要なので、絶対に覚えておきましょう。
人称代名詞
人称代名詞は、「I, you, him, her, they」などのことで、人称・性別・人数によって分類されます。
その上で、人称代名詞には主格・所有格・目的格があります。
主格とは「主語となる」代名詞のこと。
所有格とは「……のもの」という意味をもつ「名詞を修飾する」代名詞のこと。
目的格とは「目的語となる」代名詞のこと。
主格・所有格・目的格に関して、例文をお示しします。
He walked to his house. 「第1文型:S+V」
「彼は家に歩いて行った」
※「He」は3人称-単数-男性の主格、「his」は3人称-単数-男性の所有
Her hair is brown. 「第2文型:S+V+C」
「彼女の髪の毛は茶色です」※「her」は3人称-単数-女性の所有格
I bought a cake to you. 「第3文型:S+V+O」
I bought you a cake. 「第4文型:S+V+O+O」
「私は、あなた達にケーキを買った」
※「you」は2人称-単数(複数)の目的格
このように、主格は文型のS(主語)、目的格はO(目的語)になります。
そして、所有格は名詞を修飾して使われるので、単独では使いません。
所有代名詞
次に、所有代名詞について説明します。
所有代名詞とは「…のもの」という所有の意味を持つ代名詞であり、人称・数・性別毎に分類されています。
所有格と名詞を合わせた意味があります。
先ほどの所有格が単独で使用できなかったのと対比的に、所有代名詞は単独で目的語になることができます。
例文を使って説明します。
This pen is mine. 「第2文型 S+V+C」
「このペンは、私のもの(ペン)です」
※「mine」は1人称-単数-所有代名詞
「mine」=「my pen」
例文2のように「mine」は単独で目的語になることができます。
再帰代名詞とは
再帰代名詞とは人称代名詞の所有格や目的格に-selfや-selvesがついた形をとり、人称・数・性別毎に分類されます。
「…自身」という意味を持ちます。
目的語となったり、名詞や代名詞を強調することができます。
目的語となる用法を再帰用法、名詞などを強調する用法を強調用法といいます。
例文をみてみましょう。
Make yourself at home.
「くつろいでください」
※「yourself」は、2人称-単数-再帰代名詞
I made a cake myself. 「第3文型 S+V+O」
「私は自分自身でケーキを作った」
※「myself」は、1人称-単数-再帰代名詞
例文のように、再帰代名詞は再帰用法と強調用法の2つの用法があります。
そして、再帰代名詞を使った重要用法を紹介します。
再帰代名詞の用法
再帰代名詞を使った重要用法を紹介します。
どれもこれも重要ですので、ぜひ覚えておいてください。
指示代名詞とは
特定の人やもの、文中の単語などを示すための代名詞を「指示代名詞」と言います。
具体的には「this, these, that, those」のことです。
こちらの記事で詳しく解説していますので、使い方に不安がある方は読んでみてください。
不定代名詞とは
不特定の人、もの、数量を表す場合に利用される代名詞のことを「不定代名詞」といいます。
TOEICで特に出題される不定代名詞は、
「one、another、others、the other、the others、all、some、none、each」の9つだけです。
不定代名詞についても、こちらの記事で詳しく解説しています。
用法が紛らわしいので、良く分からないという方は読んでみてください。
形式主語・形式目的語とは
形式目的語とは、目的語にitを置き、文章のうしろに目的語を配置されます。
形式主語とは、長い主語を短縮し、本来の主語を後ろに持ってくる形式であり、その際にitが本来の主語に位置に置かれます。
to不定詞や動名詞が名詞としての働きがあるため、主語や目的語になります。
ですが、それらが主語や目的語になると、長くなりすぎたり、意味が分かりにくくなります。
そんな時に使われるのが、形式主語・形式目的語である「it」です。
詳しくはこちらの記事で解説中ですので、参考にしてみてください。
まとめ
今回はTOEICの基礎である「代名詞」について解説しました。
代名詞とは、特定の「名詞」などの代わりに、一般の名称を用いず、人・事物・場所・方向などを直接に指示する語のことです。
600点を取るためには、代名詞を絶対にマスターしておく必要があります。
代名詞の中には「人称代名詞、所有代名詞、再帰代名詞 、指示代名詞、不定代名詞、形式主語・形式目的語」が含まれています。
最後に、この表を頭に入れておいてください。
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