この記事は、こんな方むけ
TOEIC”脱”初心者
聞き流しの効果について知りたい方
リスニングの勉強法を知りたい方
TOEICで920点を取った経験を生かして、聞き流しが有効かについて解説します。
リスニングの勉強をしたいけど、聞き流しって意味あるの?
そもそも、聞き流しの効果ってなに?
それと、聞き流しの他に、リスニングが上達する方法があるなら教えて欲しい。
承知しました。
それでは、その疑問にお答えします。
結論からいうと「英語の聞き流しは初心者にはおすすめできません」
私もTOEIC 920点を取るために、さまざまな勉強を試してきました。
もちろん「聞き流し」も試しましたが、全然効果がでませんでした。
それもそのはず、正しい方法で「聞き流し」をしていなかったのが原因です。
それに、聞き流しが効果的なタイミングというものがあり、それも間違っていました。
そのタイミングは初心者にとって難しいもので、初心者は聞き流しをしない方がよいです。
逆を言うと、正しい方法で効果的なタイミングに聞き流しを行えば、聞き流しも効果を発揮します。
今回の記事では「聞き流し」の正しいやり方やタイミングについて解説します。
そして、聞き流し以外で、リスニング学習に役立つ方法を紹介します。
この記事を読んでいただければ、スコアアップ間違いなしです。
リスニングに慣れてきた、脱初心者の方向けな内容です。
まだまだリスニングを始めたばかりという方は、この記事はスキップしていまいましょう。
それでは、聞き流しについて、徹底的に解説します。
「聞き流し」について解説
「聞き流し」とは
「聞き流し」とは「耳に入ってくる音に集中せずに聞くこと」です。
つまり、何か他のことをしながら、英語を聞いたりしている勉強法ともいえます。
多くの方は、隙間時間を使って「聞き流し」をしているはずです。
リスニング勉強に有効か?
結論からいうと、聞き流しもやり方次第では効果はあります。
ですが、記事の初めの方で、聞き流しは初心者に全然おすすめしないと説明していますので、困惑される方もいるはずです。
なぜ初心者にはおすすめしないのかというと、ただ英語を聞いているだけだと意味がないからです。
つまり、知らない単語や分からない英語を何となくを聞いているだけだと、雑音を聞いているのと同じで勉強になりません。
リスニングスキルをアップさせたいなら、意識して聞かないと効果が半減してしまいます。
なので、「正しい聞き流し」の方法が重要になってくるのです。
その方法については、これから詳しく解説していきます。
ちなみに、正しい聞き流しには、次のような効果がありますので、方法を解説する前に紹介させていただきます。
聞き流しの効果
「英語の聞き流し」には下記のような効果があります。
1.リスニング力アップにつながる
2.英語のリズム感やイントネーションを覚えられる
3.隙間時間を有効活用できる
「聞き流し」は、大量の英語を浴び続けることができます。
そのため、大量のインプットを行える「聞き流し」をすることで、リズム感や自然なイントネーションが身につきリスニング力がアップします。
そして、「聞き流し」は場所を選ばず、いつでもできることから、隙間時間を有効活用することができます。
隙間時間の勉強に何をしようか迷ったら、「聞き流し」を検討してみましょう。
ですが、「聞き流し」をする時には、次に紹介するポイントに注意する必要があります。
有効な「聞き流し」にするために必要なこと
先ほど、知らない単語や分からない英語をただ聞くのは意味がないと言いました。
それも踏まえた、正しい聞き流しの方法は、非常にシンプルです。
それは「理解している英語を聞くこと」
簡単に手順をまとめると「英語を読む」→「読んだ英語を聞く」→「聞こえなかった単語や文法を復習する」を繰り返すだけです。
この手順を取り入れることで「英語の聞き流し」を有効なものにすることができます。
初心者だけれども、どうしても聞き流しをしたいならば、次の方法を試してみてください。
初心者であれば「英単語」や「熟語」だけにしぼって「聞き流し」をしましょう。
「英単語」や「熟語」などの短い英語であれば、初心者でも聞こえるはずです。
その他、一度は読んだことがあって理解している英文で「聞き流し」をしてみてください。
理解している英文なら単語や熟語の復習にもなるので、聞き流しをしてみる価値はあります。
「聞き流し」のポイント
「理解できている英語」を聞くことで「英語の聞き流し」効果を最大化できる
聞き流しを試してみるタイミング
聞き流しを試すタイミングは、「隙間時間」一択です。
とはいえ、隙間時間の中でも、他にやることがあって何となく英語の勉強もしたい時のようなタイミングがよいです。
空き時間を埋めるくらいの感覚で、聞き流しをしてみましょう。
例えば、耳さみしい時、作業のバックミュージックが欲しい時、車の運転中などに利用してみてください。
なので、「聞き流し」はあくまで、学習のわき役程度に考えて利用しましょう。
ところで、隙間時間の学習法が気になる方向けに、下の記事を紹介しておきます。
「聞き流し」以外に、隙間時間を有効活用できる方法はまだまだあります。
特に、時間がないとお嘆きの方には、とっても役立つ内容です。
隙間時間をしっかり利用して、勉強をがっちり進めていきましょう。
聞き流しがおすすめな人
先ほども書きましたが、英単語や英文法が出来ていることで「聞き流し」の効果を得られます。
それも踏まえ、聞き流しをおすすめできるのは「ある程度リスニングに慣れている方」
先ほども説明しましたが「意味のある聞き流し」にするためには「理解できる英語を聞くこと」が需要です。
リスニングに慣れている方であれば何を話しているか理解することができます。
最低でも「とぎれとぎれでも英単語が聞こえる状況」の方でなければ、意味のある聞き流しができません。
そのことから、脱・初心者、TOEIC 600点以上の方に、聞き流しでの勉強をおすすめします。
リスニング勉強ならシャドーイング
初心者がリスニングの勉強をするならば、聞き流しをするよりもシャドーイングの方が圧倒的におすすめです。
シャドーイングとは英語を聞きながら、実際に聞こえてきた英語をそのまま話す勉強法です。
ただ英語を聞き流すだけとは、わけが違います。
シャドーイングならば、インプットとアウトプットを同時に行えるので効果が高いです。
シャドーイングはハードルが高いという方には、文章をみながら読み上げるだけでも効果があります。
つまり、自分の口で英語をつぶやくこと(アウトプット)が重要ということを覚えておきましょう。
間違えてもよいので、まずは英語を口に出してみましょう。
そして、シャドーイングの勉強法については、こちらの記事で徹底的に解説しています。
シャドーイングに興味がある方、勉強したい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
アプリを使った聞き流し
聞き流しできるアプリは、いくつかあります。
ですが、TOEICに特化している必要があるので、このアプリがおすすめです。
それが
「英単語by物書堂版の金のフレーズ」
このアプリは、英単語や熟語、フレーズに特化しているので、聞き流しを始めるのによいです。
アプリの使い方は、こちら記事で解説していますので、アプリを使った聞き流しをしたい方はぜひ参考にしてみてください。
まとめ
今回は聞き流しの効果について解説させていただきました。
解説した内容は以下の通りです。
あなたの学習の参考にしてみてください。
- 英語の聞き流しについて徹底解説
- 1.「聞き流し」とは
2.聞き流しの効果
3.リスニングの勉強に有効か?
4.有効な「聞き流し」にするために
5.聞き流しがおすすめな人
脱・初心者=TOEIC 600点以上の方
6.リスニング勉強ならシャドーイング
皆さんも「ただしい方法で英語の聞き流し」をしてTOEIC点数アップを目指しましょう!
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