この記事は、こんな方むけ
TOEIC初心者
TOEICリスニングの勉強法を知りたい方
リスニングの点数が伸び悩んでいる方
今回も、あなたのお悩みにお答えします。
リスニングの勉強法が分かりません。
なので、リスニングの点数がなかなか伸びないんです……
なんでもするから、点数をアップしたい!
こんな声をよく聞きます。
でも安心してください!そんな方に役立つ勉強法があります。
英語をはじめたての方に多いのが、そもそもどうやって勉強したらいいかわからないということ。
その他には、単語は何となく聞き取れるけど、少し長い文章になると全然聞き取れない。
これは英語の勉強をしているとよくあることで、誰もがとおる道ですので安心してください。
今回は英語を聞き取れない理由と、その対処法・勉強法を惜しみなく紹介させていただきます。
最初に結論からいいますと、シャドーイングをすることでみなさんの悩みは解決します。
そんな単純なことと、驚かれた方もいるでしょう。
TOEICのスコアアップに直結する勉強法に落とし込んで、解説させていただきます。
この記事を読んでいただければ、600点も夢ではありません。
リスニングが苦手な方は必見の内容です。
まず最初に、なぜ英語が聞き取れないかも説明しておきます。
英語が聞き取れない理由
英語が聞き取れない大きな理由は次の2つです。
これだけでは分かりずらいので、対処法も踏まえて詳しく説明させていただきます。
単語を知らない、内容が理解できていない
これは、そもそも知らない単語が多く、話されている文章の単語さえも聞き取れていない状態です。
特に語彙力が少ない初心者に多く、文字に書き起こしたとしても理解できないはずです。
そのため、まずすべき対処法はこちらです。
対処法
単語の勉強をする
文法を覚える
ここに当てはまる方は基礎固めが必要な時期です。
なので、あせらずに語彙力を増やしていきましょう。
そして、一つ注意すべきことがあります。
知らない単語は、「聞こえない、理解できない」と説明しました。
なので、聞き流しは初心者におすすめしません。
なんとなく勉強した気になりますが、知らない単語の羅列では記憶に残らないです。
そんなことをするくらいなら、シャドーイングをしましょう。
自分が考えている音と違う
これは文章の中で発音されない音や前後の単語とつなげて発音される音があるため、自分の想像している音と違うために起きうる現象です。
その他にも、単語の勉強をする段階から発音を意識していないために、単語は知っているけど発音を理解していない時にもよく経験します。
そのため、このときにすべき対処法はこちらです。
対処法
単語の勉強の時から発音を意識する
英語を勉強するときは積極的に発音する
文章の中でのリズム感をつかむ(単語だけでなく、文章として英語を聞く)
シャドーイングなら、これらがまるっと解決します。
リスニング対策なら「シャドーイング」
それでは、シャドーイングの効果を踏まえて、実際の勉強法を解説していきます。
シャドーイングとは
シャドーイングとは英語を聞きながら、聞こえた英語を声に出していくことです。
インプットとアウトプットを同時に行うため、英語の勉強としては非常に効率的で効果は絶大。
シャドーイングは多くの英会話スクールでも推奨されているリスニング勉強法であり、その効果は疑う余地はありません。
これがスムーズにできるようになれば、TOEIC600点突破も夢ではありません。
シャドーイングはTOEIC 600点を目指す方には、ぜひやってほしい勉強法になっています。
初心者でもシャドーイングは意味があるのか?
「シャドーイングの方法自体は単純だけど、なんだか難しそう……」
「そもそも、その音自体が聞き取れないんだけど……」
「初心者でも効果があるの……」
あなたも、このように思ったんではないでしょうか?
ですが、結論からいうと、シャドーイングは初心者こそ試してほしい勉強法です。
もちろん「単語を知らない、内容が理解できていない」という段階の方でも効果はあります。
ですが、さらに効果的なシャドーイングをするためには、先に英単語や文法を学習しておきましょう。
英語のリズム感をつかむ練習になり、リスニング力が確実にアップします。
今回紹介する公式問題集でのシャドーイングは、自信をもって初心者にもおすすめできます。
なので、気になる方は、最初に実際の勉強法を読んでも良いです。
シャドーイングの効果
- シャドーイングの効果
- 1. インプット・アウトプットを同時にすることで定着率アップ
2. 英語独特のリズム感(アクセントやイントネーション)をつかむことができる
3. 英語を集中して聞く力がつく
4. ネイティブのスピードに慣れることができる
5. スピーキング力も身につく
シャドーイングの効果について、簡単にまとめました。
このようにシャドーイングの効果はすさまじく、やらない手はありません。
その理由を簡単に説明していきます。
インプット・アウトプットを同時にすることで定着率アップ
英語に限らず、効率的な学習をする方法として、インプット(入力)とアウトプット(出力)を行うことが推奨されています。
シャドーイングは、インプットとアウトプットにする学習法の代表例です。
シャドーイングは、リスニング(インプット)をすると同時に、スピーキング(アウトプット)もできます。
なので、ただ暗記するだけの学習法よりも、シャドーイングでは定着率が段違いに良いのです。
英語独特のリズム感(アクセントやイントネーション)をつかむことができる
シャドーイングは、スピーキングをすることで初めて成り立ちます。
なので、スピーキングをするときに、スピーカーの話し方をまねすることが多いです。
なので、英語独特のリズムも自然とアウトプットできるので、リズム感も同時に身についていきます。
英語を集中して聞く力がつく
TOEICでは、話されている内容にどれだけ集中してリスニングできるかが大切になってきます。
この集中力が鍛えられるのが、シャドーイングです。
シャドーイングでは、聞いた内容をそのまま話す練習なので、スピーカーの話す内容に集中しないと、自分で話すことができません。
なので、単語単位でもいいので、集中して聞くことが要求されます。
リスニング力と同時に集中力も鍛えられます。
ネイティブのスピードに慣れることができる
先ほど集中して聞く必要があると説明しました。
ですが、TOEIC初心者にとって、最初はリスニングもままならないはずです。
そのため、何度も何度も繰り返し、リスニングをすることにつながります。
リスニングを繰り返して、シャドーイングできるようになるまで間には、スピードにも慣れることができます。
なので、ネイティブのスピードについていけないという方にも、シャドーイングは最適な勉強法です。
スピーキング力も身につく
これは、私の実感も併せて説明させていただきます。
結論からいうと、スピーキング力が段違いにアップできます。
私もシャドーイングをしていたおかげで、ネイティブに発音がいいねと褒められました。
それもそのはずです。
そもそも、自分で英語を口に出して話しているので、お手本があるとはいえ、英語を話せるようになるのです。
このように、シャドーイングはリスニング学習に最適です。
ですが、誤った学習法では効果も半減しますので、今回紹介する内容をしっかり学んでいってください。
公式問題集でシャドーイング
まず最初に、TOEIC特化したシャドーイングを勉強する前に用意していただきたいのがこちら
「公式TOEIC Listening&Reading問題集」
TOEICリスニング学習の王道書籍です。
そして、公式問題集を準備したら、さっそく勉強を始めていきましょう。
下記に私が推奨するシャドーイング勉強法をまとめましたので、それにそって紹介していきます。
- 公式問題集でのシャドーイング勉強法
- 1.問題を選ぶ
2.文章を一度読む
3.文章を見ながら聞く
4.文章を見ながらシャドーイング (オーバーラッピング)
5.文章を見ないでシャドーイング
問題を選ぶ
公式問題集のPart3かPart4の中からシャドーイングをするための問題をひとつ選びます。
問題を選ぶ際のポイントは、難しすぎず・短めのものにしましょう。
文章を一度読む
問題を選んだら解答ページを開き、問題と解答を読みます。
この時に注意すべきポイントは、文章を覚えてしまうくらいまで読み込みます。
日本語訳も読んでかまいませんので、わからない単語などない状態にしておきます。
わからない単語が無い状態にしておくことは非常に大切です。なぜなら、人間には一つでもわからない単語などがあると気になって、そのあとの英語に集中できなくなる性質があるからです。
そして、単語や文法など理解できる状態になったら、自分の口でも声に出しながら読んでおきましょう。
文章を見ながら聞く
準備が整ったら、文章を見ながらリスニングをします。
この時には、すべての単語を聞き取る必要はありませんので安心してください。
英語は発音する際に前後の単語との関係で発音されない音がありますので、単語を全てしっかりと聞き取るのはネイティブでも難しいからです。
なので、文章をみながらリスニングをして、単語がどんな感じで発音されているかや文章のリズム(イントネーションやアクセントの位置など)に注意して聞くようにします。
文章のリズムがつかめるようになったら、シャドーイング本番開始です。
文章を見ながらシャドーイング (オーバーラッピング)
最初にシャドーイングをするときは、文章をみながらでO.K.
シャドーイングとは、厳密には聞いた音をそのまま声に出すことです。
一方で、文章をみながらのシャドーイングすることを、オーバーラッピングとも言います。
いきなり何も見ずにシャドーイングをしようとする人がいますが、最初からできる人はほとんどいません。
いきなりシャドーイングをしようとして、大体の方が挫折します……
なので、文章をみながらオーバーラッピングをすることで、簡単に発音することができます。
オーバーラッピングには挫折を防ぐ効果がありますので、絶対に試してください。
文章を見ながらでよいので、英語がスラスラと声に出せるようになれば目標達成です。
英語のリズム感も捉えられていれば、さらに高いレベルに到達しているといっていいでしょう。
オーバーラッピングとは
教材の文章を確認しながら、流れる英語音声と同時に発音していく英語訓練法
文章を見ないでシャドーイング
ここからが、シャドーイングの本番です。
でも、オーバーラッピングの練習をしてれば、すでに文章を覚えてしまった方もいるでしょう。
英語の音やリズム感も身についているはずです。
それでも、シャドーイングが難しいと感じた際には、一つ前のステップに戻ってオーバーラッピングの練習をしてください。
そうすることで、さらにシャドーイングの精度がアップします。
シャドーイングは同じ文章で繰り返し行う方が効果的なので、同じ文章を徹底的に使い倒しましょう。
最後に、シャドーイングのコツがをお教えします。
それは、「スピーカーのまねすること」です。
似てなくてもいいので、アクセントやイントネーションを徹底的にまねをします。
例えば、カナダ人のスピーカーであれば、カナダ人になり切りましょう。
その腕、スラスラと言葉が出るようになるまで、同じ文章で繰り返すのが大切です。
ここまでがシャドーイングの実際でした。
TOEIC問題集を使った学習で、スピーカーの発音のクセも体にしみこませましょう。
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TOEIC® L&R TEST対策コース:月額 3,278~3,700円
(公式サイト経由では3,278円、スマホアプリ経由だと3,700円になるので注意が必要)
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無料版だけでは、シャドーイングはできません。
なのでTOEICに特化したリスニング対策をするためには、有料プランを使う必要があります。
ですが、いきなり有料プランを使うのは抵抗があるはずです。
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それで気に入った方だけ、継続することをお勧めします。
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TOEIC対策専用とはいきませんが、シャドーイングにおすすめなアプリがあります。
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アニメを使ってシャドーイングできるので、英語が苦手な方でも利用しやすいです。
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Amazon Prime(アマゾンプライム)でシャドーイング
Amazon Prime(アマゾンプライム)を使って、リスニング学習をすることができます。
それは、Amazon Primeのアニメを使ったシャドーイングです。
子供向けアニメは、聞き取りやすいので初心者でも聞き取りしやすい。
ちなみに、
Amazon Primeは、年間4,500円(税込)ないしは月間500円(税込)で見放題です。
英語学習以外にも使えますが、見たい動画があるならば申し込む価値があります。
Amazon Primeでリスニングを鍛えたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
Amazon Primeでシャドーイング学習したい方は、こちらからどうぞ。
シャドーイングのワンポイントアドバイス
コロナ禍というのを利用した「シャドーイング勉強法」を紹介します。
やり方は非常に簡単で、シャドーイングのやり方は特に変える必要はありません。
シャドーイングする際に、声をだしているつもりで口パクするだけ。
これは「コロナ禍だからこそ使いやすいシャドーイング勉強法」になります。
コロナの影響でマスクを着けている機会が多いです。
そのため、口元をマスクで隠すことができ、口パクでシャドーイングをしても周りから変な目でみられることがありません。
なので、隙間時間にどこでも人目を気にせず勉強できるので、ぜひ試してみてください。
口パクシャドーイングでも、十分リスニング力とスピーキング力を養うことができます。
まとめ
英語が聞き取れない理由として、内容が理解できていないというのがあげられます。
その解決法として、シャドーイングが非常におすすめです。
もちろん、シャドーイングは初心者でも十分効果がありますので、安心してください。。
もし、シャドーイングに抵抗があるなら、オーバーラッピングなどの方法もあります。
今回紹介したオーバーラッピングやシャドーイングを利用して、TOEIC 600点を目指しましょう。
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