この記事は、こんな方向け
TOEIC初心者
600点を絶対に取りたい方
公式TOEICListening&Reading問題集の勉強法を知りたい方
今回も、あなたのお悩みにお答えします。
いろいろな参考書があるけど、やっぱり公式問題集が一番大切なんでしょ?
でも、どうやって勉強したらいいかわかりません……
勉強の方法を教えてください。
公式問題集をどれだけ効果的に使えるかで、あなたの結果が変わります。
私が実際に試した勉強法を、あますことなく紹介します。
これがTOEICの勉強をしている方々の声です。
これらの声にお応えして、今回は公式TOEIC Listening & Reading 問題集での勉強法を紹介します。
まず結論から言うと「TOEICの勉強をするなら公式問題集で勉強をするのが最も手っ取り早い」
これはTOEICを経験したことがある方全員が認めています。
なぜならTOEICを主催している国際ビジネスコミュニケーション協会が正式に出版している参考書だからです。
ということは、公式問題集を効率よく使って勉強できれば、それだけ点数も上がりやすくなります。
今回は「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」での勉強法について説明しています。
なので、この記事を読むことで公式問題集を効率的に使い倒せるようになるでしょう。
この記事を読んでしっかり勉強すれば、TOEIC600点取れること間違いなしです。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集の使い方で迷ったら、この記事の通りにやってみましょう。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集
問題集は2024年9月5日時点で、10巻まで発行済み。
値段:3,300円(税込)(問題集5~10)、 3,080円(問題集1~4)
出版日:2023年10月17日(問題集10)※問題集はおおよそ1年に1冊のペースで発行。
著者:ETS(TOEICの試験作成元と同一)
内容:実際の試験2回分(200問×2回分)を収録。
試験対策としては必携の問題集ナンバーワン!
今回のポイントを踏まえて勉強することで、
「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」を効率的に使うことができます。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集での勉強法
- 「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」の使い方
- 1.一番最初にすること
ポイント:模擬試験をする
2.リスニング(Listening)の勉強法
ポイント:数より質で繰り返す
3.リーディング(Reading)の勉強法
ポイント:数をこなして繰り返す
4.公式TOEIC Listening & Reading 問題集の注意点
ポイント:単語や文法の学習には他の参考書も必要
5.公式TOEIC Listening & Reading 問題集のゴール
ポイント:問題を見た瞬間に答えが分かる状態を目指す
一番最初にすること
「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」には2回分の模擬試験が収録されています。
まず最初に、模擬試験を1回受けましょう。
模擬試験を受けることで、現在のスコアを知れると同時に、あなたの弱点が見えてきます。
時間が許すのであれば、本番同様リスニングとリーディングを同時に模擬試験をしましょう。
もちろん、時間が無ければ、セクション毎に分けて模擬試験をしても大丈夫です。
模擬試験をした結果、間違ったり・悩んだ問題には分かるようにチェックをつけておきましょう。
この問題こそがあなたの弱点です。
弱点を克服する勉強をすることで、効率的にスコアアップできます。
そして、模擬試験が終わってからこそが、公式問題集の勉強の本当のスタートです。
「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」の勉強法はこちら。
リスニング(Listening)の勉強法
Part毎にリスニングの復習を進めていきます。
特におすすめなのが、細分化してリスニングするのがよいです。
こちらに、勉強法を紹介させていただきます。。
Part1は、一気にリスニングした後に復習。正解・間違いの選択肢も、全てリスニング。
Part2は、4~5問程度に問題数を区切ってリスニングした後に復習。正解・間違いの選択肢も、もれなくリスニング。
Part3-4は、長文問題を1つずつに区切ってリスニング。
文章の単語すべてを聞き取れれば最高ですが、これは上級者でも難しいです。
長文を一気に聞くのではなく、1文ずつに分けてリスニングしましょう。
なので、キーワードが聞き取れればよしとしましょう。
その代わり、何度も繰り返してリスニングするのが大切です。
ちなみに、特に覚えておいてほしいポイントがあります。
えっ、何ですか?
ぜひ教えてください!
もちろん。
それは「最初に解くときは、答えが分かるまで何度もリスニングしてよい」ということ。
1度聞いただけで解答せずに、3回も4回も聞いた後に解答していいんです。
なるほど、Part 1~4すべてに共通した考え方ですね。
この勉強法で、すべてのリスニング問題を解ききるようにしましょう。
繰り返しになりますが、リスニングが苦手ならPart 1と2を中心に学習することがおすすめ。
短文リスニングを繰り返すのが、リスニング上達の近道です。
そして、問題の選択肢自体も、良い学習教材になっています。
1つの文章や単語も無駄にしないように、リスニングしてください。
ちなみに、「オーバーラッピング、シャドーイング」がおすすめです。
これらは、リスニング学習の代表的なテクニックです。
ただ聞くだけよりも、学習効率が格段にアップします。
詳しい方法はこちらの記事で解説していますので、積極的に取り入れましょう。
この方法でリスニング問題(100問)を解ききれば、リスニング力が絶対にアップします。
そして、600点を確実に取れます。
もう一度、リスニングのポイントをまとめておきます。
ポイント
数をこなすよりも、1問1問大切に!
単語の音が聞こえるようになるまで何度もリスニングする。
※追記
初心者にとって「聞き流し」の効果は、乏しいのでおすすめしません。
それでも、「聞き流し」をすることで、一定の効果がある人はいます。
それに関しては、こちらの記事で解説していますので、参考にしてみてください。
リーディング(Reading)の勉強法
リーディングでもリスニングと同じように、Part毎に区切って勉強をすすめていきます。
そして、詳しい勉強法はこちら。
Part5は1問1答形式なので、答案1ページ分ずつ勉強をするようにします。
Part6、7では1課題につき2,3つの問題がありますので、1課題ずつ進めていくようにします。
もし分からなかった問題があれば、チェックを付けておきましょう。
そして、解説を読むときのポイントが下記になります。
長文問題では最初に日本語訳を読んだ後に、英語本文を読むようにしましょう。
その上で問題ごとの解説を読みます。
その際は、特に単語や文法に注意するようにします。
もし解説を読んでも分からなければ、ChatGPTに聞いてみるのもありです。詳しくは、後ほど説明します。
※ 長文問題は文章全体の内容が分かればベストですが、初心者のうちは1つの文章(センテンス)単位で理解できればO.K.としましょう。
ちなみに、下にリーディング学習のポイントをお伝えします。
リーディングは数をこなすと書きましたが、適当にこなすだけではだめです。
私がこのように説明するのには理由があります。
リーディング問題を解くためには、一つでも多くの単語や文法を知っている方が有利です。
だからといって、流し読みや分からないところをそのままにして次に進んでしまっては意味がありません。
分からない問題や単語に出会ったら、学習のチャンスと捉えましょう。
文章内にある単語は、しっかり覚えましょう。
数はこなしつつも、文法なども理解しなければなりません。
もしどれだけ参考書を読んでも分からない文法に出会ったら、ChatGPTを使ってみましょう。
文章の読み込み方法や、英文の解説を手に入れる方法など詳しく解説しています。
ポイント
多くの文章に触れつつ、単語や文法の勉強をしていく。
分からなければ、ChatGPTを試してみる。
リスニング・リーディングに共通するポイント
解説に載っている単語・フレーズは、絶対に覚えてしまいましょう。
スコアをアップさせるには、一つでも多くの単語やフレーズを覚えたほうが有利です。
知っている単語やフレーズがあったとしても、復習のつもりで絶対に読みましょう。
そして、できるならば声に出してください。
目と耳を使うことで、覚えやすさが2倍、3倍にアップします。
解説の単語とフレーズは大切に
公式問題集の注意点
先ほど、単語・フレーズは無駄にしない様と書きました。
ですが公式問題集だけでは、十分な単語や文法の学習はできません。
公式問題集にも最低限の文法解説は載っています。
ですが、「文意にあわないので間違いです」程度だったりします…
そのため、単語や文法をしっかり学習するためには、他の参考書での学習が必要です。
英単語や英文法に役立つ参考書を知りたいという方は、こちらの記事を参考にどうぞ。
英単語の参考書:出る単特急 金のフレーズ、出る単特急 銀のフレーズ
初心者からの英単語学習に最適です。
英文法の参考書:出る問特急 金の文法
パート6に特化した英文法参考書です。
最低限これだけ覚えておけば大丈夫という参考書になっています。
学習のゴール
リスニングとリーディングそれぞれの勉強法で1冊を解ききるようにします。
しかし、それで終わりではありません。
まだまだ、公式問題集はありますので、新しいもので学習しましょう。
ちなみに、2023年3月4日時点で9冊の公式問題集が発売されています。
全てやりきるのは、時間がかかり非常に大変です。
なので、初心者のうちはまずは1冊、600点以上をめざすのであれば2冊程度を目安に頑張りましょう。
問題を見た・聞いた瞬間に答えが連想できるようになれば、その問題集での学習は終了です。
そしたら、次の「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」へ移りましょう。
同じ問題を繰り返してるだけでは、意味がないという方もいます。
でも、問題ありませんので安心してください。
問題を覚えてしまうほど勉強すれば、他の問題でも十分通用する英語力を手に入れられます。
この勉強法で9冊全てやりきれたならば、TOEIC900点にも手が届くはずです。
ゴール
問題を見た・聞いた瞬間に答えが連想できるようになる
私も9冊全て死ぬ思いでやりきりました。
でも、これはやりすぎです…
まずは、1冊でいいので、私の勉強法を試してみてください。
不安な方は「KIRIHARA Online Academy」
今回は「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」での勉強法を解説しました。
ですが「本当に自分で勉強できるかな…」と不安な方もいるはず。
それならTOEICに特化したオンライン英会話「KIRIHARA Online Academy」を使ってみてください。
TOEIC専用のコーチング英会話ですが、お値段は普通のコーチング英会話の半分以下です。
何といっても「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」を使っての学習もあります。
独学が不安な方にとっては、安心できるポイントでしょう。
その他に使う教材も無料だったりと、非常に良心的な英会話スクールです。
ただし、プレゼント特典は、いつ終了するか分からないので、ご希望の方は急ぎましょう。
まずは無料体験から
KIRIHARA Online Academyを使った感想などは、こちらの記事にまとめています。
気になった方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
なぜ初心者に向いているのかや、逆に向いていない方も紹介しています。
まとめ
今回紹介したのはTOEIC受験生なら必携「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」について解説しました。
1冊3,300円(税込み)で買うことができますので、ぜひ1冊だけでも購入してください。
最後に今回のまとめです。
- 「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」の使い方
- 1.一番最初にすること
ポイント:模擬試験をする
2.リスニング(Listening)の勉強法
ポイント:数より質で繰り返す
3.リーディング(Reading)の勉強法
ポイント:数をこなして繰り返す
4.公式TOEIC Listening & Reading 問題集の注意点
ポイント:単語や文法の学習には他の参考書も必要
5.公式TOEIC Listening & Reading 問題集のゴール
ポイント:問題を見た瞬間に答えが分かる状態を目指す
解説した内容を踏まえて、公式問題集で効率的な勉強をしましょう。
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